【佐野直樹】インド式「グルノート」の秘密【読書感想文】
この本は「人生を豊かにする具体的な方法」を教えてくれます。
人生がうまくいかない人はいつも動き続けている
人生に違和感や悩み、迷いがあるのなら一度立ち止まりなさい
毎日忙しく何かをやっていないと気がすまない人がいるでしょう。
忙しいという字は「心」を「亡くす」と書きます。
つまり、忙しくしているときは私たちは自分がどういう人生を送りたいのかを考えて行動をしていないことが多い。
もし道を間違えたのなら一度立ち止まって、考えて軌道修正しなければなりません。
苦しみの原因を正確に理解するとスッキリする
まずは紙とペンを用意して、今抱えている苦しみをノートに書くことです。
苦しみというのはその原因をしっかりと把握するだけでスッキリします。
ほとんどの人は苦しみの原因を把握できてないことが多い。
そしてなにより正確に苦しみの原因を理解できれば、その問題を解決できる手がかりになります。
理想の状態をノートに書く
理想とは自分にとってのゴールみたいなものです。
当たり前ですがゴールがはっきりしていないと道に迷っても軌道修正できません。
自分の理想はっきりさせておかないと、日々の忙しさにかまけて、どんどん理想から遠ざかってしまいます。
理想が叶ったときの感情を書く
ここもシンプルに自分の中から溢れ出す感情をそのまま想像して書くといいわけです。
なぜ感情を書く?かというと頭の中に具体的な映像を浮かべてワクワクするためです。
人間はイメージできないことはやろうとしないからです。
理想を叶えるための行動を書く
理想を叶えるために今できる具体的な行動を書くことです。
具体的な行動をノートに書いて認識することです。
把握できれば、自分が何を優先して行動すればいいのかがはっきりとわかります。
把握できていれば、ちょっとした空き時間を使って行動できるかもしれない。
紙に書いた人だけが成功する
紙に書くのか?それは「人は忘れるから」です。
人は意識しているものしか見えない
人は紙に書くことでその物事を意識して見ることができます。
人は意識しているものしか目に入りません。
つまりノートに「苦しみ」「理想」「行動」を書くことで
無意識に私たちは自分の理想を叶えるための情報が目に入るようになります。
こうすることで無意識に自分の理想に近づける。
人を幸せにする8つの要素
お金や恋愛など1つの要素だけを満たすのではなく
バランスよくいろいろな要素を満たす必要があります。
8つの要素とは
知恵
使命
人間関係
子孫
お金
美と健康
チャレンジ
貢献
知恵
自分が心から学びたいことを持っていることがあるかないか
使命
自分はこれをやるために生まれれてきた
と思えるような目的を持っていることです。
人間関係
友達、恋人、夫婦、親戚や同僚、先輩や後輩など良好な人間関係は幸せに直結しています。
幸せを感じるために人間関係が良好でなければならないのです。
子孫
これは子供を持つことです。
人間は本来、生き延びて子孫を残すことが一番の目的です。
子供を育てるということは、自分自身も成長され癒やされていく行為だからです。
お金
不自由を感じない程度のお金が必要です。
税金、保険料、家賃、年金、食費などのお金を感じていると、幸せを感じることは難しいです。
美と健康
健康で外見に清潔感があれば自然と行動的になれます。
そして物事を楽しむことができます。
チャレンジ
小さくてもいいから新しい一歩を踏み出すことです
貢献
これは誰かになにかをしてあげる幸せです。
相手に何かをしてあげると「自己肯定感」が上がっていきます
幸せは8つの要素のバランスで決まる
先ほどの8つのバランスが大事になってきます。
「知っている」と「実践している」では全く違う結果を生む
もし本当は何を求めているかがわかったのなら
最後は恐れずに行動してみることです。
自分がどうなりたいのかを知っていたとしても行動しなければ何の意味もありません。