【ショーン・スティーブンソン】SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術【読書感想文】
この本は「よく眠るための方法」を教えてくれる本です。
睡眠は、メンタルや感情、仕事、そして人間関係すべてに影響を与えます。
そんな大事な睡眠ですが実は日本人の睡眠時間は約50年前とくらべて1時間も短くなっています。
睡眠は人生のすべてを左右する
私たちが眠っているときに身体の中で何が行われているかというと
免疫力が強化されて、骨や筋肉の成長や再生が促されて、脳の老廃物を除去してくれます。
つまり、体と脳を回復しさせているわけです。
些細なことでイライラすることもないし、行動的にもなる。
私帯は睡眠を軽く見すぎています。
眠い目をこすって受験勉強をしている人や寝る間も惜しんで働いている人がいますが
睡眠時間を削って何かをすることを努力と思いこんでいますが、それは努力ではなく、ただ自分で自分の首を絞めているわけです。
実際に睡眠不足が続くと頭が回らなくなり、絶対にしなかったようなミスや悪い決断をしてしまいやすくなります。
そしてエネルギー不足を補うためにドーナツやラーメン、パン、スナック菓子などの甘い食べ物をどか食いしたくなります。
寝る90分前には液晶を見ない
私たちは1日中1番見ているものは間違いなくスマホやパソコン、タブレットです。
このスマホなどからはブルーライトという光が出ています。これが不眠の原因になります。
このブルーライトという光を夜に浴びると人の脳は朝だと勘違いしていまいます。
そして体温が上がり、脳が活発になって不眠の原因になってしまいます。
だから、寝る前に電子機器を使わない楽しい趣味をみつけることです。
ブルーライトカットのメガネをかける
寝る90分前にスマホやパソコンがどうしても辞められない人でもぐっすりと眠る方法について説明していきます。
それは、ブルーライトをカットするツールを使うことです。その商品はたくさんあります。
まず、パソコンや液晶にブルーライトカットのフィルムを貼ることがいいです。
そして、ブルーライトカットのメガネをかけることです。
とにかく、スマホやパソコンが絶対に見たいのなら目に入ってくるブルーライトをできる限りカットすることです。
カフェインは14時までする
カフェインは神経系に影響を与える刺激物です。
コーヒーを飲めば目が冴えて疲れががとんだ気になります。
そのために朝にコーヒーを飲まないと1日が始められないという人も多いわけです。
なぜなら私たちの体内でカフェインの効果が半分になるまで8時間かかります。
完全に効果が抜けるまで26時間もかかります。
寝室の温度は15.5度~20度の間にする
ひんやりした環境こそが人間もっとも睡眠に入りやすい環境です。
ただし、20度より室温が高いと暑すぎて眠りづらいし、15.5度より室温が低いと寒すぎて眠りづらくなってしまいます。
だから室温は1年中18度~19度にしておくといいわけです。
人は体温が低いほうが眠りやすいわけです。
寝室は真っ暗にしておく
私たちは目だけでなく、皮膚からも光を感じ取っています。
寝室は、遮光カーテンなどを使って窓からの光を完全に遮る、またエアコンの明かりとかもガムテープで塞ぐといいわけです。
寝室にスマホを持ち込まない
絶対に寝室にスマホやタブレットを持ちこないことです。
そのかわり観葉植物や加湿器などを置いて置くといいです。
とにかくよく眠りたければ寝室にスマホやタブレットを絶対に持ち込まないことです。
夜の営みは快眠の素
夜の営みをすると心身ともに満たされリラックスできます。
それは、ハグやボディタッチはオキシトシンやセロトニンといったホルモンが出るからです。
これによってとても心地の良い気分になります。そしてぐっすりと眠れます。
午後10時から深夜2時の間に眠る
この時間帯はホルモンの分泌や疲労回復効果が最大限に高まります。
昼夜逆転の生活を送っている人は、普通の生活リズムの人とくらべてガンになりやすいことがわかっています。
昼夜逆転の生活は寿命を縮める行為です。
そもそも人は、日が昇ったら起きて、日が沈んで暗くなってから数時間のうちに眠るようにできています。
それが生き物としての自然なサイクルです。
最後は仰向けで寝る
そして枕は低いほうがいいです。
たまにホテルに高すぎる枕がおいてあるが、あれだと首や背骨に大きな負担がかかってしまいます。
そのため起きたときに首が痛くなってしまいます。
しかし、肥満の人だけは別で
肥満の人が仰向けで寝ると贅肉が喉に詰まっていびきや睡眠時無呼吸症候群になることがあります。
そうなると、もちろん身体や睡眠に悪影響を与えてしまいます。
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