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【吉井雅之】人生の習慣を整える【読書感想文】
すごくシンプルな方法でメンタルを鍛える方法があります。
それは、日々の生活の中で自分が毎日やれることを「習慣化」することです。
人生とは自分自身を磨くことで意識と行動が変わって、どんどん輝いていくものです。
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思い切って自分のOSを書き換える
あらゆるソフトは、そのもとになるOS(Operating System)という基本ソフトがなければ、起動させることはできません。
古いOSTのままだと、最新のソフトはインストールできません。
脳をコンピュータにたとえると、基本となるOSはあなたが置かれた環境や背景もOSを構成する要素。
人生のすべてを大きく変化さえることが目的ではありません。
そのためにできることから習慣を整えることが大切です。
OSを書き換えることが人生を面白くするのに欠かせないことです。
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人生の習慣を整える基本レッスン10
基本的な習慣を整えるだけでも人生をを楽しく生きられるようになります。
他人の評価を気にしない
幸せを感じて、噛みしめる意識を持つ
人のために「尽くす」意識を持つ
くよくよ悩まない
家族との時間を大切に過ごす
優しい言葉を使う
「不安」を小脇に抱えて前に進む
「もっと時間があれば・・・」とは考えない
後悔しないように、チャレンジする
自分の直感で生きる習慣を持つ
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小さなことを積み重ねる
これまで生きてきた肩書や名誉や実績だけでは
思い描いている通りの日々は生きていけません。
仕事を整えて、できれば
好きなことをやっていきたいのであれば、それなりの考え方と準備が必要となります。
今の自分を知って、その自分ができることをなんのために、やりたいのかを明確にしなければ描いているところへは行けないのです。
小さなことを積み重ねていくイメージで、
コツコツと描いた人生を歩んでください。
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「働くこと」の根本を見直す
仕事をすることの根本を履き違えると
暮らしや社会生活だけでなく、人生そのものが楽しくなくなります。
日本に生まれ、育ってきた大半の人が"自分のため"に働いていない
自分のために勉強したり働いていたりするのではなく、親から、会社から、組織から、トップダウンで与えられた
も行くひょうを達成するために、勉強して、働いて、
人生の多くの時間を「誰かの、何かのために生きてきた人」のほうが圧倒的に多い。
以前は、終身雇用や年功序列が保証されていました。
しかし、終身雇用や年功序列は崩壊しています。
そのため、これからの時代は、全く新しい価値観で働く必要があります。
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目標意識が人生を決める
自分を奮い立たせ、果敢に生きる姿勢を追い求めた人こそ充実した人生の時間を過ごせる
これからは、一人ひとりが個人の目標を明確にして、
その実現のために勉強をして、働かなければ、
生きがいも人生そのものの意味も見つからない
誰かに何かをお膳立てしてもらうことを待っているようでは、自分自身を充実させることは不可能です。
自分自身が進化できるかどうか、やれる自信がもてるかどうかにかかている
残りの人生が長いか短いかなんて誰にもわからない
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習慣とは、4つの習慣からなる
受信習慣 どうインプットするか
言語習慣 どう言語化するか
思考習慣 どう考えるか
行動習慣 どう行動するか
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思考習慣を整えることが、継続につながる
考え方と習慣化は密接に関係しています。
思考習慣には「2つの習慣」が備わっています。
確信習慣 確信できるかどうか
錯覚習慣 良い思い込みか、悪い思い込みか
「確信」や「錯覚」を起こす方法
確信習慣・・・自分の脳に「プラスの問いかけ」をしましょう
脳は"できる"ことを前提にその方法を考え出そうとします。
このとき、マイナス思考で問いかけることをしないでください。
確信習慣・・・脳は"できない理由"を探し始めてしまう。
必ず「プラスの問いかけ」が大切
「プラスの問いかけ」をすれば、できる方法を教えてくれて、質問をした自分自身も「仕事ができるに決まっている」と良いイメージが持てるようになります。
錯覚習慣・・・思い込みのこと
環境づくりも含めて、思い描くイメージが、どんどん形になります。
人生は、思い描いたとおりにしかなりません。
たとえ思い通りにはなっていなくても、心の奥深くで思い描いたとおりにはなっているものです。
それを実感するためにも「言葉の使い方」が大切です。
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プラスになる言葉の言い換え
仕事のときの褒め言葉もちょっとした言い方の違いで捉え方が変わります。
言葉を発する側のとき、気づかないうちにマイナスの言葉を使っていないですか?
自分の言葉遣いは、相手にどんな印象を与えるものになっているのか、考えてみてください。
小さな心がけで、結果が大きく変わります。