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【藤川徳美】医師や薬に頼らない! すべての不調は自分で治せる【読書感想文】

この本は「栄養をしっかり摂ることで、健康的な人生を送る方法」を教えてくれます。

病気の人は全員、極度タンパク質と鉄不足


普通に生活をしていたら、栄養がスカスカの食事しか手に入りません。

ラーメン、和食、イタリアン、中華、ハンバーガーに寿司

現代の食事はタンパク質や鉄、ビタミン、ミネラルが全然摂れないくせに糖質が多すぎます。

もし、そんなに身体にい食事が!と言っている食事ばかり食べていて
これほどなぜ病人が溢れかえっているんでしょうか?

日本の糖尿病や認知症の患者は毎年増える一方です。

では、どんな食事をすればいいのか?

シンプルにタンパク質と鉄、ビタミン、ミネラルを摂って、糖質を減らせばいいのです。
つまり、米やパン、麺を減らして肉、魚、卵をしっかりと摂り、サプリでビタミンやミネラルを補給すればいいわけです。

人間にはまずタンパク質が必要です。

それは、人間の体は水分を除いた70%がタンパク質でできています。
タンパク質は、筋肉や臓器、肌や爪、髪の毛などの身体のあらゆる部位を構成している。
そんなタンパク質が不足しているということは、ぼろぼろになった身体の細胞を修復することができないということです。

結果として肌が荒れたり、体温が下がったり、疲れやすくなったり、アトピー、うつ病、下痢、がんなどのあらゆる病気なります。

ひとまずタンパク質が満たされていれば、DNAが勝手に病気を治してくれます。

薬や医師に頼っても病気を治せない


これは、ほとんどの医師が栄養学をまともに学んでないからです。
だから栄養について知らないことがほとんどですし、考えていることは薬を出して一時的に症状を抑えることだけになっています。

先進国では「栄養障害なんてありえない」というのが常識になっています。

根本的に治すことは考えず、薬ばかりが増えていきます。
薬の副作用が強く出ることで病気はさらに深刻になっていきます。

本当は薬をやめても症状が出ない状態を目指すべきなのですが、そこまでたどり着いてません。
なぜなら、そもそもの原因である栄養不足を一向に改善できていないからです。

著者は、患者さんが自分で勉強して、自分で栄養を摂って治すのだ。と言っています。

そもそも、病気の原因は、自分の食生活が招いたわけです。
だからこそ病気を治すのもまた自分というわけです。

血液検査をしてタンパク質と鉄が足りているかを確認する


血液検査をすると尿素窒素(BUN)とフェリチンという項目があります。
この尿素窒素とは簡単にいうと体内のタンパク質の量を示しています。

そしてフェリチンは体内の鉄分が足りているかどうかを示しています。

2,3ヶ月ごとに血液検査をして値が改善されていれば、今やっている行動が正しいということがわかります。
改善していなければ、何かが間違っているということに気づけるはずです。

血液検査は道標みたいなものです。

そして尿素窒素はどこでも表示してくれますが、フェリチンは表示してくれない病院もあります。
必ず、尿素窒素とフェリチンの2つん女値が確認できる病院で血液検査をする必要があります。

プロテインを活用して、自分の体重の1~2倍のタンパク質を摂る


自分の体重と同じだけのタンパク質を摂るのは、必要最低限の量です。

だから病気の人ほど、多くの魚とか卵、魚を食べる必要があるということです。
なぜなら、弱った臓器を治すのにゴリゴリとタンパク質を使うからです。

実際にタンパク質を10g摂るためには肉であれば65g、卵であれば1.5個、米であれば650g
じゃがいもであれば1097g必要になります。

ということはタンパク質を1日に100g撮ろうとしたら、650gくらいの肉の塊を食べないといけません。

そこで登場するのが「プロテイン」です。

ホエイプロテインであれば、一杯で20g程度のタンパク質をさっさと摂ることができます。
そういう意味で、著者はプロテインは人類の英知の結晶だといってます。
しかも寝起きでも飲みやすいわけですし。

ホエイプロテインといってもいくつか種類があります。WPCとWPIの2杖す。
WPIは豆乳が完全にじ除去されているものだから、もしおなかが痛いのであれば、WPIのホエイプロテインを買って飲むことをおすすめします。

ホエイプロテイン20gを朝と夜の1日2回摂る


1日に20gのプロテインを2回摂ることができれば病気が大幅に改善できます。

逆にそれ以下だとなかなか効果が出なかったりします。

ちなみに朝にとったプロテインの効果は、夜には切れてしまう。

だから朝と夜にプロテインを摂るというわけです。

プラスして、食事から肉や卵、魚などを食べていけば、1日に自分の体重の1.5倍以上のタンパク質を摂ることができます。

基本的にビーガン職や玄米菜食など、タンパク質を全く撮らない食生活を長年続けた人ほど、深刻なタンパク質不足になっているため20gのプロテインすら飲むことができないことが多いわけです。

消化酵素もタンパク質からできています。
2~3ヶ月継続すれば、タンパク質の消化吸収能力が向上します。

そして、タンパク質が充足してくると、爪が伸びるのが早くなったり、肌がきれいになったり、また元気で行動的になり
クヨクヨ落ち込むことは減ります。

女性は月経があります。だから鉄不足の人が多い。
だけどほうれん草を1日に必要な摂取量は、バケツ4杯以上の量を食べなければなりません。

だから、これもプロテインと同じで、ほうれん草やプルーンなどの植物性の食べ物から鉄分を摂ることよりも、肉や魚、動物性の食べ物から鉄分を摂ったほうが圧倒的はやいわけです。

糖質を極力減らして脂質を摂る


糖質をエネルギー源にするのには、非常に効率が悪いからです。

すべての動物はATPというエネルギーで動いています。
そのATPがあるから、私たちは呼吸をして、体を動かし、頭で考え、心臓を動かし、消化吸収などの生命活動ができます。

なのでATPの量が少ないと元気がでないわけです。
このATPの原材料は、糖質と脂質のどちらかになります。

イメージとしては、タンパク質はエンジンで、糖質や脂質がガソリンになります。
糖質と脂質どちらのほうがATPを作りやすいのかというと、それは脂質です。

糖質は早くエネルギーを起こしますので、糖質は早くからお腹が空くことになります。
だから甘いものをすぐに食べたくなるわけです。

しかも糖質はATPを38個作る段階で大量のビタミンを消費してしまうのに対して、脂質であればATPを129個作るビタミンを大量に消費することはないわけです。

いろいろややこしい話ですが、プロテインを飲む生活を始めたら、糖質を極力零にすることです。
これが改善しないと病気は改善しません。

プロテインを飲んで甘いものの欲求を抑える


根性で糖質を食べるのを我慢することはとても難しいからです。

糖質は個会と同じレベルの依存度だと言われています。
だが、その強い欲求をタンパク質をしっかり摂ることで弱めることができます。

とりあえずタンパク質さえ摂れれえば食欲は収まりやすいわけです。

つまり「腹が減ったらプロテインを飲め」ということです。
そうすれば、身体が本当に欲しているタンパク質というピースがすっぽりとうまるため、食欲も収まります。

サプリでミネラルやビタミンを補う


普通の食事をしているとビタミン不足になってしまうからです。

なので、その不足分をサプリで補っていければ、病気になりにくい体になるということです。


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