【古川武士】人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術【読書感想文】
この本は「早起きをする方法」 を教えてくれる本です。
できる人は朝早く起きていちばん大事なことをしている
朝の1時間は、夜の3時間二匹敵すると言われているように、朝は心も体もリフレッシュされていて、思考力や集中力が最高潮に達しているからです。
朝にできた複雑なことを夜に同じようにできるかというとそうはなりません。
本当に頑張流人は、さっさと寝て、みんなが寝ている朝に活動を開始する。
本気で人生を変えたいのなら早起きが鉄則です。
早起きをすると、自分で決めたことを守れたので気分がよくなり、自信がつく
早起きするだけで、「今日行ける気がする!」と自信がつきやすいわけです。
それは、早く起きたという達成感や、きれいな旭を浴びて気分が高揚するからです。
早起きが難しいのは、人は今までの行動をいつも通りに保とうとするメカニズムがあるから
そもそも、私たちの脳のミッションは「生き延びて子孫を残すこと」になるため、私達はどうなるかわからない新しい変化を避けて、いつも通りの安全な行動を繰り返すようにできています。
ゆえに、いつも8時に起きている人は5時に起きようとすると、変化が大きすぎるので当然脳は抵抗をしてきます。
起きる時間ではなく寝る時間にフォーカスする
当たり前ですが、早く寝れば早く起きられるようになる。
この場合、起きる時間は結果で、寝る時間が原因です。
そして結果を変えたいのなら、今の結果になった原因に注目すべきです。
いつもより約30分だけ早く寝ることからはじめる
変化を嫌う脳が抵抗しないくらい小さな変化から始めることが大事になります。
1週間ごとに30分づつ早くしていき、最終的には4週間かけて2時間早く寝られるようにするのがいいわけです。
なににしても、最初は簡単な目標にして自分で決めたことを守ることが大事になります。
一度に1つの習慣を貫く
早く寝られただけで成功であって、それ以上のことは求めないことです。
基本的に無意識に早く寝られるようになってから朝、何をするのかを考えたほうがいいわけです。
寝る時間を守るためのキーとなる行動を決めておく
すんなりと寝るための準備みたいなものです。
入浴時間が寝る時間を守るためのキーとなる行動ならば、少し早めに入浴することがいいわけです。
そして、寝る前はできれば体温を下げて、暗い場所でリラックスする行動取るようにすればいいわけです。
朝一番の楽しみを用意する
朝になにか楽しみがあればそれだけ朝起きるモチベーションになるからです。
仕事から帰る時間を徹底して死守する
人は仕事の後にある程度、自分の好きなことをする時間がないとすっと寝られないものです。
人間はストレスを発散する生き物です。
仕事の後に自分の時間が絶対的に必要になります。
だが、仕事終わりの時間が遅れると、それだけ自分の時間も後ろにずれて、結局寝る時間も遅くなってしまうということになります。
そのためダラダラと疲れ切った脳でほとんど意味のない残業をしないで、定時になったら残業せずに帰る法がいいわけです。