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【サチン・チョードリー著】頭で考える前に「やってみた」人が、うまくいく【読書感想文】
この本は「インド人の大富豪たちが実践する成功法則です」
自分を枠にはめない
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多くの日本人はなにかチャレンジする前に
「どうせ自分にはできない」と諦めてしまいます。
チャレンジする前から「どうせ無理」
自分の限界の枠を決めてしまう
そんな「自分を枠にはめた生き方」がダメです。
インド人のジュガール思考では
いつも「自分の枠を超えた発想ができているか」
「自分の枠を超えた行動ができているか」
を意識しながら生きています。
限界があるからできないのではなく、自分の限界を越えることにこそ
人生を生きる価値があると考えます。
常識や固定観念に縛られない
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プラス思考で生きることは素晴らしいことです。
だが時にはプラス思考が原因で失敗してしまうこともあります。
時間やスケジュールを管理するときはプラス思考ではなくマイナス思考で
「もし電車が遅れたらどうしよう」と最悪を想定しながら動いたほうがうまくいったりもします。
常識や固定観念、他人の意見に流されずに頭を柔らかくして考えることが大切です。
「本に書いてあったから」
「偉い人が言っていたから」
「それが常識だから」
と鵜呑みにせず一度立ち止まってそれが本当に最善なのか
考えることが大切です。
プライドより目標実現
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インド人はとにかく諦めが悪い。
インド人の辞書に「なにもせずにあきらめる」という文字はない。
多くの日本人は「あきらめが悪い人」を見ると
意地汚いとかカッコ悪いとか思って「ああいうやつにはなりたくない」と思います。
日本人はプライドが高いから、恥ずかしくないことをできるだけしたくないのです。
インド人に限らず、世界で活躍する人は例外なくそんなくだらないプライドより目標実現を優先します。
諦めなければ
「ああしておけばよかった」「こうしておけばよかった」
と後悔することもありません。
プライドを捨てて
目標実現のために諦めずに努力することで
後悔もなくなるし人生にも余裕ができます。
恥を捨てる勇気を持つ
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日本人は「恥の文化」の中で生きています。
日本では武士のように、感情を表に出さないことや忍耐力のあることが美徳とされています。
だから日本人は自分のことを全面的に出してアピールするようなことはない。
日本にzンは恥ずかしい思いをしないように
自分を抑えつけながら生きています。
「自分を抑えつける生き方」をしていたら思い通りの人生が歩めずに後悔してしまいます。
自分の生きたい人生を実現するためには周りの人に流されず
主張すべきことは主張するアピールをします。
考える前にとりあえずやってみる
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インド人はやるかやらないかを考える前に
思いついたらとりあえずやってみます。
即行動して失敗することはたくさんあります。
だがインドの大富豪は「たとえ失敗してもどうにでもなる」と考えています。
だが日本人は日本がインドより遥かに恵まれた国であるにも関わらず
「もし失敗したら」という不安に取り憑かれてなにも行動できない人が多いわけです。
もし、なにか失敗して仕事を失っても、振り出しに戻って
アルバイトからでも始めたらいいわけです。
そして最終的に失敗するかどうかを頭で考える前に
「やってみた」人がうまくいきます。
不安は3ステップで解消できる
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やりたいことがあるのになんとなく不安で
一歩が踏み出せないという人は
結局のところなにも考えていないということが多いわけです。
これは「やりたいことに真剣に向き合っていないだけ」の可能性が高いです。
真剣に向き合うための3ステップ
「なにをやりたいか」を具体的に書く
「なぜ」今できていないのか、その理由を思いつく限り書き出す
「どのようにすれば」それができるのかを書き出す
一人だけで抱え込まない
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日本人はめちゃくちゃ真面目な性格が多い。
だから仕事でも生活でも「なんでも一人でやろう」と思って精神をすり減らして限界まで頑張る人が非常に多いわけです。
困ったときや解決策がわからないときは
迷わず人に助けを求める力も必要です。
人に質問する際には相手に時間を奪わないために
極力ポイントを絞って、問題を相手に伝えることも大切です。
成功したけりゃジェスチャーを使え
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日本人はジェスチャーを軽視ししすぎています。
今や国際的な舞台ではジェスチャーは絶対的に必要な技術です。