【安川康介】科学的根拠に基づく最高の勉強法【読書感想文】
この本は「 効果の高い勉強法」を教えてくれる本です。
効果が高くない勉強法
繰り返し読むこと
ノートに書き写すこと
ハイライトや下線を引くこと
この方法は脳に負荷がかかっていないからです。
学んだことを記憶に定着させるには脳に負荷をかける必要があります。
きれいにノートをまとめることと、成績が高いことは全く関係がありません。
学んだことを思い出したりアウトプットする
このことを アクティブリコール と呼びます。
アクティブが、積極的なという意味で、リコールが思い出す。という意味です。
つまり、「積極的に思い出す」ということが最高の勉強法です。
私たちの脳は、学んだことを思い出して、アウトプットしようとするときに、脳に大きな負荷がかかるようになります。
そのため、できるだけ学んだことを何も見ないで、思い出そうとしたり、誰かに教えようとアウトプットするのが一番効果の高い勉強法になります。
イメージとしては、20分参考書を読む、そして10分何も見ないで学んだことを白い紙に書き出したり、話したりして思い出そうとする。
思い出せないときには、もう一度参考書を見る。
1日後や1週間後など、一定期間を空けながら定期的に復習する
このことを「分散学習 」といいます。
人の脳というのは、どんなことでも数日経つと忘れていくようにできているからです。
長期的に覚えておきたいのならば、一夜漬けではなく何回かにわけて勉強したほうが効率がいいわけです。