1ヶ月、1日15分だけタイピング練習してみた
鯛打です。
もういい歳した社会人なんだしタッチタイピングで仕事の効率を上げたいなと思い挑戦。タイピング練習は何度も試みては挫折を繰り返し、結局今もキーボードを見ながら仕事をしている。
ここは頑張って少しでもいいから練習しようと決意…
まずはじめに…
「頑張って少しでもいいから練習しようと決意」と書いたばかりであるがここが間違いと最近気が付いた。そもそも自分は頑張れない側の人間であるということを知っているからだ。なので頑張るほどの労力を割かないように計画を練るべきだ。
つまり頑張ったらできる、ではなくて、頑張らなくてもできる程度に計画を設計すべきである。
計画・ルール
まず大切なのは目的はタッチタイピングで仕事の効率を上げることだが、目標は三日坊主を脱出し習慣化を行うことだ。練習を続ければいずれ最終的な目的「タッチタイピングで仕事の効率を上げる」ことは達成可能と考えるからだ。とにかく当面は「続ける」ことを目標にする。
ルールは目標達成が容易になるよう細かく設定。
ハードルを下げるルールはいくらあっても困らない(はず…)
練習サイトはe-typingのレベルチェック、もちろん手元は見ないで行う
基本1日15分のみ練習、16分以上は絶対にやらない
時間がない日は5分でもOK。それでもできない日はやらなくてもOK。ただ3日続かなかったら計画の見直しをする
できなかった分は後日練習時間を増やして帳尻を合わせる
簡単に記録をとる(スコア、WPM、正確率)
成長を目的にせず、練習の持続(習慣化)を目的にする
ここで重要なのは②と⑥番で15分という短い時間を続けることに意識することである。またできない日があっても挫けない。明日もある。
今までは練習しても思うように自分が成長しなかったことが三日坊主の原因であったが、今回は続けることを一番重要と考えているのでとにかく続ける。
なお期間は9/3~9/30の4週間で行う。
(タイトル通り1か月じゃないじゃん)
1週目
結果は以下のグラフ。その日一番よいスコアを1つのみ記録した。
・練習時間(分):その名の通りどのくらい練習したかの時間
・SCORE:e-typingにおける得点。速さや正確さが加味され計測されている
・WPM:一分あたりの入力文字(英数字キー)数の意味
・正確率:どれほど正確にタイピングできたか。単位は%
なお画像はスプレッドシートで作成。
あれっ、意外と結果出るの早いな
やってみて気が付いた。1日15分の練習でも1週間でかなり伸びたと思う。scoreは初日に比べて+55、WPM(一分あたりの入力文字)は33文字増加。
これは意外な結果だった。1週間でこれだけ伸びるとは思わなかった。
正直1日15分といわずもっと練習したいくらいだ。ただ燃え尽き防止のため、ぐっとこらえて15分の練習にとどめる。
学びポイント
意外と成果は早く出る
15分はちょうどいい、明日もまた練習したくなる
まだゆっくりタイピングして仕事には活かせないが続けることが当面の目標なので気にならない
1週間でも続いたことが少しだけ自信になる
2週目
やはり最初の1週間ほどの伸びは難しい
2週目で右肩上がりではなくなった。加えて練習できない日が出てきた。でも最初に定めたルール⑥「成長を目的にせず、練習の持続(習慣化)を目的にする」があるので挫けず続ける。
また最終日は大きくscoreが下がっているがこれはe-typingのレベルチェックが1週間ごとにお題が変わることが原因であった。火曜日はお題が変わる日であり、この週のお題では「-」「p」の打鍵が多く慣れていなかったためscoreが大幅に落ちた。
学びポイント
できない日が出てきたが最初にルールを決めていたので気にしなかった
できない日を取り返すため翌日20分やったが負荷ではなかった。やはり15分程度はちょうどよい時間
scoreの伸び悩みは少しあったが続けることが目標なので気にならなかった
3週目
できない日は増えたが何とか取り戻す
仕事が急に忙しくなり、できない日や15分に満たない日が出てきた。しかし、毎日15分を目標にしているので、できない分を翌日以降に回したとしても、練習時間を5分、10分増やしたところであまり負荷にはならない。
なんというか、もっと練習したかったので練習時間が5分、10分増えても気にならなかった。
また苦手な「-」「p」の打鍵も慣れてきてscoreも右肩上がりに戻った。うれしい。
学びポイント
1日練習できなかったからと言って台無しにはならない
練習ができなくても後日回収できる時間が1日15分、ちょうどいい
ここあたりで習慣化がうまくいっている自覚が出てくる
4週目
ラストウィーク、最後も淡々とルールに沿って
特に最終週だからと言ってなにも変化を起こさず淡々と練習。そしてこれをできたことが三日坊主を卒業ができたと確信した瞬間。
「今日も頑張って練習しよう」という気持ちはなく、「15分くらいだしやるか~」といった感じで4週間練習を続けられた。
継続できたのはすべて最初に決めたルールが効いてるなと思う。
ほぼ右肩上りでマンネリもなく、今日もscore伸ばすといった前向きな気持ちで取り組めている。
学びポイント
毎日気合れて頑張らなくても続ければ成果はでる
コツコツ、これ重要
結果
練習時間総計7時間
score:初日 74 → 最高 205
WPM:初日100文字 → 最高234文字
正確率:初日90% → 最高98%
scoreとWPM(一分あたりの入力文字数)は驚くほど上がった。特にWPMは2.3倍だ。1分間当たりの文字入力数が2倍以上はかなりすごいと思う。これをたったの4週間、1日15分の練習(総計7時間)で達成できたのは驚いた。
一方正確率はさして変わらなかった。だいたい90~95%が多く、練習すれば上がることはなかった。その日の調子に左右されやすいと思う。
何よりも続けられたことは大きい。数日できなかった日があったが後日練習時間を伸ばして帳尻は合わせられたし、それも苦ではなかった。
すべて最初に決めたルールがうまくいったことがうれしい。少ない時間をコツコツやる。できなくても焦らない、自分を責めない。記録をとって成長を実感する。そして何より続けることを目標にする。
これで完全に習慣化できたと思う。
そしてこれは今も続いている。また習慣化の記事は書こうと思う。
最後に
改めてだがとにかく自信が付いた。驚くほど自分が変われた気がする。
自分の人生に成功体験が1つ増えた。
別にタッチタイピングができるようになったわけでもなく、結果今もキーボード見ながら書いてるけど、またコツコツ続ければいいんだよ。
きっといつかできるようになる。
「最後に」とは言ったものの
この記事の執筆にあたり習慣化について他の人はどのようにやっているのか、結果どうなったのか調べた。そしたらちょうど同じようなことをやって(かつ話題になって)いる方を見つけて読んでみた。面白かったので構成をまねさせてもらった。
なので引用がてら参考させていただいた記事のリンクを貼っておく。ぜひ皆さんも読んでほしい。
これで本当に最後。終わり。
次回
練習時間を増やすものの結果は…
11月半ば投稿予定