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#新書1 ただ楽しい、それだけでいい

『手段からの解放―シリーズ哲学講話―』の感想です。

自転車に初めて乗れたときのことを思い出した。
どういうわけか分からないが、自転車に乗れるようになりたかった。
もちろん「遠くに行きたい」や「親に褒められたい」という想いがあったかもしれないが、自転車に乗れることそれ自体が面白くワクワクした体験で、とても魅力的だった記憶がある。
今ではどこかに移動するための、単なる移動手段となってしまっている。

目的や手段でなく、ただそれ自体に意義があるものは沢山あるはずだが、それらに対する感性が衰えてしまった。
いや、感性が衰えたというよりは、様々なしがらみに捕らわれてしまったのか。

自分の人生に、目的や手段でなく、ただそれ自体に意義があるものを増やそう。

2025.01.19

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