一つ一つじっくり分けて、習得! 超スモールステップな本
何かをマスターしたい時は、「まず、習得したいスキルをできるだけ小さなパーツに分解し、特に重要なもの、できるものから練習する」という考えがあります。
大きなスキルのかたまりを、サブスキルにできるだけ分解して、スモールステップで。
そのあたりが書いてあるのが、この本。
たいていのことは20時間で習得できる 忙しい人のための超速スキル獲得術
ジョシュ・カウフマン著
20時間で習得できるか否かは、実際は個人差がありますが、エネルギッシュな本です。
ノウハウ本でありながら、著書自身がいろいろチャレンジしてみた、体験本でもあります。
スモールステップ
いずれにしても、スモールステップに分けるのが大切。
勉強が行き詰まる原因のひとつは、あれもこれも一度にやろうとするから。
そこで、マスターしたいことを細かく分けて、スモールステップで学習します。
超スモールステップな本
ここからは、学習参考書の中で、そこまで分けたかー!これはすごい!分けた!という、超スモールステップな本を紹介します。
中学数学
例えば、中学数学なら、こんな問題集。
くもんの中学基礎がため100%中1数学 計算編―学習指導要領対応
計算分野に絞って、ステップを細かく分け、たっぷりの問題で、必要なことをマスターできます。
ここまで分けるか?というくらいに、超スモールステップに分かれています。
それでも、本当に苦手な場合、その細かい区切りのページをさらに区切り、区切った部分を繰り返すなど、ねばりと工夫が必要になってきます。
くもん、学研、日能研など、プリント学習の塾を展開する塾は、この種の教材作りが凄い気がします。
中学英語
中学英語なら、例えば、これ。
英文法パターンドリル 中学1年 (シグマベスト)
杉山一志・著
シンプルな構成で、かつ、スモールステップで、サクサク進めやすくなっています。
それでも、学習の段階によっては、学校のワークや、学習塾専用の分厚いワークの特定のページを繰り返したりする方が、ちょうど良い場合もあります。
いずれにしても、マスターしたいポイントを絞り、あの手この手で繰り返し練習することがポイントです。
高校英語
ちなみに、この、パターンドリルシリーズ、高校版もあります。
高校英文法基礎パターンドリル (シグマベスト)
杉山一志・著
高校レベルで、これだと、ちょっと簡単すぎるなどの場合は、こういうドリルもあります。
英文法入門10題ドリル (駿台受験シリーズ)
田中健一・著
問題を解くのは簡単で、気持ちよくサクサク進みつつ、ほどよく難しい語彙が散りばめられ、次のステップに向けての準備ができます。
最後に
いずれにしても、細かく分けて、スモールステップで、ひとつひとつじっくり。これが大切です。
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