🔴いつも大安吉日273 〜なかなか思い通りにはいかないねえ〜
【なかなか思い通りにはいかないねえ】
午前中は車庫の解体だった
小僧たちなしのひとり作業
ぼくの道具では歯が立たないと思っていた鉄骨は、なんとか切らずに軽トラに載った
こうなれば心配ごとはもうない
八割ほどの解体が一気に終わった
昼を少し過ぎて解体はひと区切り
ぼくは最後の脱穀を終わらせてしまうため、田んぼへと向かった⋯
が、まさかの終わりを迎えることになった
くだらない話しなんで、一気に最後に飛んでもらっても構いませんので
🔴やった感がない
といってもほぼほぼ脱穀も終わっていた
最後の一枚の田んぼのうるち米
いつもなら一気に一日二日で終わらせてしまう脱穀も、今回は短く何日もやった
借りたハーベスタの故障がなつかしい
小僧たちもかなりがんばってくれた
「うーん、いよいよ終わるか」
とは思うんだけど、なんだかそんなに「やった感」てのはないんだ
こりゃ一体なんでなんだ?
🔴寒いとスズメは少ないのかな
西に陽が傾いてきた中での作業は、田んぼも米もとってもきれいに見える
そんななかを気持ちよく作業をこなしていく
干された米の下を見ると籾がチラホラある
中身の米はなく籾だけがそこに落ちてる
おそらくこれは鳥の仕業だろう
群馬にいたころが思い出される
田植えから稲刈り脱穀まで、だいたいまわりの田んぼよりも時期が遅かった
そうするといままで散っていたスズメが、どんどん一箇所に集まってくるんだ
人がくれば近くの木や電線に移動するスズメ
別に隠れたりなんかするわけじゃない
あっという間に米は喰われていく
脱穀したあとの稲が干されているようになる
ここ大日向ではあまりスズメを見ない
いないかと思ってたけどいたんだね
食べられた量は「被害」なんてものには程遠く、実りを分けたくらいなもんだった
🔴最後の最後にこうなったかあ
脱穀の終わった稲が田んぼに転がっているそこに籾のついた米の入った袋がひとつある
あるにはあるけどなんか物足りない⋯
「これかっ」
いつもなら一気に終わらせるから、脱穀終わりには米の入った袋が山積みになるんだ
その袋が今回の脱穀ではいつも数袋⋯
まとめればたくさんあるから山にしたい
「やった感」を得られなかったのはこれだ
あとで山にして写真を撮りたいな
さて、終わったといえば終わった
しっかりとした苗を植えた開田エリアで作った米は、しっかりとすべて収穫した
でもね、実はうちの横の田んぼにあるんです
いままであったかい群馬で作ってた米を種にして、ずっとつないできた三種類の米が
この寒い土地で芽を出すのにすごく時間がかかり、育ちもゆっくりだった米たち
普通なら種蒔きから四十日から五十日で田植え出来るのに、ふた月以上かかった米たち
「時間的に成長できないっしょ」
水路の水が止まる時期や、陽の短くなる寒い時期までに育つとは思ってなかった
でもね、なんとかそれっぽくは育ったの
だから刈り取って干しておいたんだ
ちっさい田んぼに植えたぼくの米
ハーベスタでサクッと終わらせることにした
やっぱり愛着のある米たち
藁もなんかしなやかで気持ちがいい
少ない米の最後の十束くらい
片側に寄った米の重みで棒のバランスが変わって、片方が「ぽーん」と浮いた
そのときだった
「プスンプスンプスンっ」と、ハーベスタのエンジンがなぜか止まった
「まさかまたかっ」と思ったけど、まずは燃料の有無をチェックする⋯
ただのガス欠だったのです
いつも通り詰めが甘すぎる
その原因もはっきりしている
ただのめんどくさがりだ
「大丈夫でしょ」と言ってダメなパターン
ここなんだよね、ぼくの改善点は
これからはここをもっと意識していこう
🔴真冬だね
赤と白のハーベスタだったからかなあ
なんとなく同じ生き物だと思ったのかな
烏骨鶏がやたらと興奮していた
久しぶりのうちでの作業で、庭の木々がすっかり真冬な感じになっているのに気付いた
もみじもイチョウも畑も茶色くなった
さあ残りちょっとの脱穀と藁の片付けでもして、農作業を片付けてしまいましょう
ではみなさん今日もめでたい午後を
五穀豊穰 子孫繁栄
大安吉日 さかいひろし
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