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🔴いつも大安吉日254 〜こんにちはから深まるぼくの人生〜
【こんにちはから深まるぼくの人生】
群馬から長野に戻ってなんとなくイメージしていた予定があった
でもそれは予定通りの予定外にまたやられた
今回は「直感」と「おしゃべり」
一期一会なんてことを思ったんだ
🔴「おかえり」っていいねえ
朝からそんな流れはあった
実家に窯焼きシュークリームが届いた
今月引っ越しする仲間のパン屋のお菓子
「予定通り予定外」を極める彼が、なんと予定通りの時間にやってきたのだ
ここからはじまったあたらしいいちにち
彼の娘の通う保育園は、うちのこどもが群馬時代にお世話になったすてきな保育園
実家からみんなして歩いて行ってみた
時間はちょうど登園時間で、懐かしい顔にたくさん会うことができた
ひと通りみんなに会ったころに園長が登場
コロナでたくさんの手作りイベントが出来なかったことや、これからのあたらしい生き方なんかを、彼と園長と三人で話していた
こんなときにいろんなことにトライする姿勢と、そのために考えなければならない心配事を想っての葛藤をそのままシェアしてくれた
「長」として、「ひとりの人間」として、やっぱりここの園長はとっても素敵だ
そこで働くスタッフも、そこで安心して遊びまわるこどもたちもやっぱり素敵だ
いつでも「おかえり」と迎えてくれる
みどり保育園てやっぱりとってもいい
🔴流れている
ぼくは長野に向かって実家を出発した
群馬最終の「下仁田町」が近づくと、ぼくはいつもの元工務店に連絡をする
「あの材木いいっすか?」と
おっちゃんの雰囲気がいつもと違った
それでもなんとなく話しは伝わった
しかし電話を切って少ししてよくよく確認すると、ぼくはちがう人に連絡をしていたんだ
でもね、実はその人は最近連絡しようと思ってたけど出来てなかった人だったの
日本でいちばん多いであろうその苗字が、まさかの間違え電話でまたつなげてくれた
ぼくはすぐに改めて連絡をして、その人と話しをすることが出来たんだ
これはもう「そういう流れなんだ」と思うのがどう考えたって自然だ
🔴「あっ」という流れ
材木を積み下仁田を抜けて長野に戻った
峠を下りてすぐのところに、いつも気になっていたすてきなカフェがある
通り過ぎてからやっぱり気になった
先日そこで売ってるビスケットをもらった
その数日前には「明日そこで出店なんです」という、軽トラの荷台に小屋を載せたコーヒー屋さんに会っていた
小屋が気になって近くのローソンに駐車していたところを話しかけていたんだ
ぼくは戻って初めてそこにおじゃました
おいしそうなお菓子とやさしそうなスタッフ
まだ帰って最後の稲刈りをしようと思っていたから、少し足早に店をあとにした
佐久市平賀の「marucafe」
今度ゆっくり行ってみたいもんだ
🔴あたらしいはなし
ぼくには気になっていたけど行けてないところがたくさんあったようだ
「ぴんころ地蔵」
これまた一度通り過ぎたところで「呼ばれてるな」と思い、ぼくは引き返した
ぴんころ地蔵とその奥のお寺につづく、通りからの参道の入り口にあるあやしいお店に、あやしいおじさんがいたのを見逃さなかった
「金継ぎのやまいも工房」
名前からも充分あやしさは伝わる
中をゆっくり案内してもらって、金継ぎの歴史やおじさんのことを聞いた
紅葉のきれいなお寺を巡り、広いおっきな欅のある公園に出ると、池の横でゆっくりしているおばあちゃんがいた
そのおばあちゃんのルーツがなんと大日向らしく、また話しに花が咲いてしまった
ぴんころ地蔵をお参りすると、今度はじいさんがゆっくりと歩いてくる
ぴんころ地蔵の前で、目をつぶって静かに長く手を合わせている
「効果があるかなんてわからないよ」と言ってはいたけど、朝夕に必ずお参りに来るらしい
むかしぼくの住む大日向の古谷地区に、「古谷石」ってのをよく取りに来ていたようだ
「どこらへんにあるどんな石なんですか?」
そう聞くぼくに、「地元の人は知らない方がいい」と意味深な発言を残して歩いていった
また朝か夕にでもきて真相を探ってみよう
🔴チカラをあわせて
おなじところにいるってことは、共通の何かがあるってことが多いんだろうね
知ってる人の知らなかった部分が知れる
知らなかった人が、話してみるとグッと近くなったり、知ってる人になったり⋯
話してみるってたのしいんだよね
歳も生い立ちも暮らしもちがうけど、こうしてたくさんの人との時間が重なる
「こんにちはー」から世界が広がる
ぼくひとりで動ける範囲や経験できることなんてほんのちょっぴりなんだろうね
なんでもかんでも全部自分じゃできない
だからチカラを合わせるんだ
ずっとひとつのことをやってきている人と出会ってその話しを聞くことは、その人が限られた時間を使っていのちを使って、生み出して編み出したものを、効率よく味わせてもらえる
それぞれの知恵と経験を交換することもできるし、そこからいっしょに何かをつくれる
本読むことに似ている気がする
映画を観ることにも似ている気もする
あたらしい世界をまた味わえた
直感とおしゃべりは、その日暮らしと合う
今日も「あっ」と思い出して連絡した仲間が、最後の稲刈りを手伝ってくれる
この世界はありがたくてめでたい
ではみなさんもめでたいいちにちを
五穀豊穣 子孫繁栄
大安吉日や さかいひろし
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![大安吉日や店主さかいひろし](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18359131/profile_2b3ab3bc5df2df46477b1fd317bc6f1f.png?width=600&crop=1:1,smart)