令和5年の初詣は宗像大社へ
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、我が家の正月は元旦、2日は実家や初売りに行くなどゆったりと過ごし、3日は家族で近隣の美術館、博物館に出掛けるのが常ですが、今年は私のたっての願いで福岡県宗像市にある宗像大社へ初詣に出掛けました。
それというのも、昨年後半から宗像三女神に関することを見たり聞いたりするようになり、これはお参りに行ったほうがよいのでは?と思ったからです。具体的に書くと
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1 10月に歴史グループのオンラインプレゼンで「宗像三女神」の話を聞き、同じ九州内にあるのにそういえば行ったことがないなぁ、行ってみたいなぁ、とぼんやりと思う。
2 11月に自分のルーツに関わる宇佐神宮を参拝し、本殿の中央にお祭りしている神様が比賣大神といい、宗像三女神に比定されていることを知る。
(この時点で、宗像大社をかなり意識する。)
*宇佐神宮を参拝した話は以下です。
3 12月末にふらりと訪ねた個人書店で『むなかたさま』という宗像大社の入門書(宗像大社に神官として奉職した際に先輩から「これで勉強しなさい」と言われて渡されるような、ディープな入門書)の中古本を発見し、思わず購入する。(この時点で、これは宗像の女神さまから呼ばれているのではないかとの”思い込み的”確信を得る。)
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かくして「私、宗像三女神から呼ばれているみたい。」との妄想を口走る私に(まさか~!)と言わんばかりにニヤニヤと笑う夫に頼み込み、予定していた美術館行きを止めて急遽宗像大社へ初詣に行くことになりました。
夫がナビの設定を間違えて道に迷うなどの時間ロスをしながらも、どうにか宗像大社の辺津宮に到着。
予想にたがわず立派なお社を鳥居の外から撮影して、その時は全く気が付かず後から見たらなんと、光の帯が走ってる!
宗像の女神様が歓迎して下さったようです。
ここで宗像大社について少し説明しますと、ご祭神は天照大神の三女神で
田心姫神(たごりひめのかみ)
湍津姫神(たぎつひめのかみ)
市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)
といいます。この三女神がそれぞれ
沖津宮
中津宮
辺津宮
に祀られており、このうち中津宮は大島という島に、沖津宮は沖ノ島という島にあります。この三宮を総称して宗像大社といいます。
このうちフェリーで渡れるのは中津宮のある大島までで、沖津宮のある沖ノ島は女人禁制、現在でも一般人は立ち入りできず神職しか渡ることができません。
今回は時間もないので市杵島女神がお祀りされている辺津宮のみ参拝することにしました。
拝殿に入ってお参りすると、何かしら包まれるような安堵感が。
摂末社もゆかしい佇まいです。
辺津宮の奥にある聖地「高宮祭場」にも参拝。こちらは市杵島姫神の降臨の地といわれる、社殿がない古代祭場です。本殿から7分ほど、木々のざわめく清浄な気に満ち溢れた森の中を歩いて行きますが、、できればここは1人で静かに参拝したい場所だなぁ、と。(初詣のため高宮祭場にも参拝客が多く、ちょっと空気がざわめいている感じ・・。)
二宮、三宮にも参拝しました。
時間があれば大島にある中津宮にも参拝したかったのですが、今回は初詣ということで参拝客が多いことを予想して断念。
次回、できれば家族だけで静かに高宮祭場と、海を渡って中津宮まで参拝したいと思いました。
昔から寺社仏閣が好きでしたが、神社に参拝するようになったのは最近のこと。家は真言宗で仏壇もありますし、特に何かの宗教に傾倒している訳ではありません。
ただ朔の日や、何か心がザワザワする時は、お社の清浄な「気」に触れることで心が落ち着けばいいなぁ、という気持ちからです。
実はもう1カ所、前々から行きたい県外の神社があり、今年行ける機会があるかも・・と今から楽しみにしています。
(そちらに参拝できたときはまたnoteに書きますね。)
では、私の初詣の話にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
*宗像大社の公式HPは以下です。