科学は飲んでも科学に飲まれるな③
今朝、電子レンジの裏から火花が散った。生活が急激に不便になった。
先日ハイゼンベルクの『科学ー技術の未来 ゲーテ・自然・宇宙』を読んだ。科学・技術について考えた。
ゲーテはニュートン光学を批判し、ロマン主義も批判した。それらに共通する理由は、両者ともに、主観と客観を明確に分けられると考えている点にあると感じる。その態度が、ゲーテには本質的に気に食わなかったのだと思う。
自然科学はどこまでいっても人間の営みである。それは非常に強力・有用であるが、自然そのものではない。自