今日のママは少しネゴルだね 、ボクはスーパーポポルだよ♪
ありがたいことに、絵本「モリスのコトリ」のご感想をたくさんいただいています。
今日はその一つをご紹介…
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ある朝息子さんがお母さんに言いました。
「今日のママは少しネゴルだね🐦😉」
「ボクはスーパーポポルだよ❣️🐤😁✨」
お母さんはそんなふうに息子さんが話すのを聞いて、親子で今ここの心の状態を楽しく共有できたことが面白かったと喜んでくださっていました。
私もこの楽しい親子の会話を伺って、この絵本を書いて本当に良かったと心から嬉しくなりました🙏
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お互いの心中を察することは、たとえ親子でも容易ではないと思ったことはありませんか?思春期になるとなおさら…😅
もし親子でも夫婦でも、お互いの「今の心の状態」を共有し合うことで相手を大切に想い合うことが出来たら… きっと心のすれ違いはずいぶん少なくなるだろうなと、私自身も日々の子育てや夫婦関係を通して思ってきました。
でも目に見えないお互いの今の心の状態をどうすれば共有できるのか?そこで私は心の状態のメッセンジャーとして「モリス」と「コトリ」という心の森に住む動物を創りました。
上記のお母さんと息子さんのように、ネゴルやポポルを日々の親子の会話の中に混ぜて、お互いの今のコトリの状態を伝え合えたら、たとえ片方にネゴルが現れていても、その意味を一緒に受け入れて、優しく寄り添ってあげられる。
もし誰かと心の状態を気楽に話し合えたら、一人悶々と答えの出ない自問自答地獄に落ちることもなく、まるで心に新しい風が吹くように、速やかに今ここからまた明るい心へと変化していけるのではと思っています。
例えば我が子が、学校の人間関係や勉強で不安な顔をしていたり、暗く元気がないとき、親は心配と焦りから「そういうものだから頑張れ、」と説得したくなります。
私自身も二人の子どもを育てる中で、良かれと思ってそんな助言をしたことも何度かありましたが、そのルールや常識、世間体などの他人軸を重視したアドバイスは、長い目で見ると良かったのだろうか?と後になって思うことも少なくありませんでした。
親も初めての子育てなので、失敗はつきもので、そこから改善を重ねて成長させてもらううちに、もっと子どもと自分、お互いの心を大切にした良い伝え方があると思うようになりました。
もし隣で誰かが暗い顔をしていても、「モリスのコトリ」を読んだ親子(夫婦でも友達同士でも)ならこんなふうに伝えることもできます。
「どうしたの?最近ネゴルが騒がしそうだね。ネゴルは心配症だから君のために色々いうけど、本当の君は今も変わらず素晴らしいよ。
何があっても全部大丈夫だから、君が本当にやりたいことをやっていいと思うよ。」
親に愛されていると感じている子どもは目の輝きと強さが違います。
その子はやがて愛の大地に深く根を張った大木のようにどっしりとした自信を纏い、少々の風にはびくともしない、暴風にも決して折れない頼もしいオーラを放つ大人になります。
そして自らを幸せにしても余りが出るほどの溢れる愛を、周囲の人の為に使える徳の高い人間になります。
また逆に自分(親)の方が苦しんでいるときは、それを素直に子どもに伝えるのも素敵なことだと思います。
「今日のお母さん、朝からネゴルがいるのよ(苦笑)」
そう伝えるだけで子どもたちはお母さんの心を察します。
大切なお母さんの言葉にできない心の苦しみを想像し、優しくしたいと思います。
大人が素直に弱みを見せたとき、子どもの心は大きく成長します。
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モリスのコトリで本当にお伝えしたいことは全て「あとがき」に書きました。
子どもたちへの手紙と、大人の方それぞれに。
どんなときも
そのままの君を
大好きだよと
言ってあげられる
どんなときも
そのままの私を
大好きだと
思えてくる
10%の大人たちが目覚めたら
世界は劇的に変わると聞いたことがあります。
大人にこそ読んでもらいたい絵本「モリスのコトリ」を、さらに多くの皆さんに読んでいただけますように✨
どうぞよろしくお願いします。
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親子の時間をより暖かくするクリスマスプレゼントにもお勧めです🎄
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