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#トランペット協奏曲
現代最高の名手による壮快な二重奏
現代最高との評価が多い“ホーカン・ハーデンベルガー”
モーリスアンドレやドクシツェル亡き今、コンサートソリストとしては最も魅力を放っているのは間違いないところでしょうか。
最近のアルバムは現代音楽ばかり。
イ・ムジチとのバロックコンチェルトのCDは1994年。
もう25年前とは驚きですが、今聞いても古さは全く感じられないどころか新鮮にも聞こえます。
その中の一曲、録音でも比較的取り上げら
これぞオーストリア、ウィーンの響き
ウィーンフィル元首席“ハンス・ガンシュ”の協奏曲集。
時にオーケストラのトランペット奏者がソロのコンチェルトを吹くと何か違和感を感じてしまう事も多いが、このアルバムは正にヨーロッパの佇まい。
まるでその景色が浮かぶ様な正統派な演奏。
そしてロータリートランペットの厚めの響き。
特に原調E-durで演奏されているフンメルがお勧めです。Es-durより端正で引き締まった印象になるのがこの曲にマ
野太いサウンドと師にも引けを取らない完璧なテクニック
果たしてモーリス・アンドレの弟子が何人いるのかは想像もつかないですが、その中でもNo1なのが“ベルナール・スーストロ”
当然、師匠との共演アルバムもいくつかあるのですが、今回はマリナー指揮の物をご紹介。
VIVALDIの協奏曲でアンドレの下を吹いていますが、これまた見事なテクニックでアンドレにも引けを取らない演奏をしています。
この録音を聴く限りでは、師に寄り添った見事な共演者との印象は超え
トランペットの神が行き着いた究極の歌
1985年録音
アンドレ52歳の妙義
トランペット協奏曲としては最もポピュラーなハイドンのEs-Dur。
アンドレくらいになると自分が保有しているだけでも8つほどの異なる録音があるだろうか?
その中でもムーティーと共演したこの1枚は私が思うハイドンの最高傑作である。
よくあるクラシック系の書評やランキングでは1971年のグシュルバウアーとの共演が紹介されるが、批評家が選ぶのもわからないで