これぞオーストリア、ウィーンの響き
ウィーンフィル元首席“ハンス・ガンシュ”の協奏曲集。
時にオーケストラのトランペット奏者がソロのコンチェルトを吹くと何か違和感を感じてしまう事も多いが、このアルバムは正にヨーロッパの佇まい。
まるでその景色が浮かぶ様な正統派な演奏。
そしてロータリートランペットの厚めの響き。
特に原調E-durで演奏されているフンメルがお勧めです。Es-durより端正で引き締まった印象になるのがこの曲にマッチしています。
でもガンシュと言えばやっぱりオケでの演奏の方がグッとくる物があるかも。
コンチェルト以外にも小品集や現代曲も魅力的な録音を残しています。
またの機会に紹介したいと思います。
ウィキペディアによるともう引退されたそう。
勿体ない限りですね。。。