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只見線のあるまちにて2021/10/10

はい、今日は天気予報通り快晴、お洗濯日和でした。当然、こんな日には家にこもっていてはもったいないのです。

かと言って一日中写真を撮りまくってるほどの体力のない自分は、午後3時まで友人宅やいつものところでゴロゴロとだべったりしていたのです。

今日は久しく行ってなかった新鶴駅や根岸駅を訪れてみたのです。根岸駅の集札箱が残念ながら新しいものに替えられていたのです。

と言うことで、今日は約束通り写真撮りに出かけてきました。稲刈りも最後の追い込みにかかっています。

それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。


・農サイド(2021/10/10)

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今日は友人宅で午後1時過ぎまでゴロゴロした後、いつものところへ行ってだべったりしたのですが、最初から午後3時過ぎには写真撮りに出かけると考えていたのです。いつもとは違うルートを新鶴駅へと向かいます。田んぼの中には、まだノスタルジックヒーローというには早い車があったのです。


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そんな田んぼの中の廃車を一枚撮った後、先を急ぐように自転車をこいでいると、農道わきの田んぼのコンバインからトラックの荷台に、刈り取った稲を移しかえる作業をしていたのです。なかなか街中では見られない景色なのと軽トラではないところに、少しばかり興味を覚えたのです。


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田舎の道路事情はと言うと、集落の中を通る道路の代わりに、バイパスを作ることが多いのです。ここ新鶴駅近くの県道も知らぬ間にバイパスができていたのです。それよりも僕が気になったのは、工事現場で鉄骨を組み立てる際に使う器具にイルカのようなデザインのものが使われていたのです。


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イルカのようなデザインの器具と同様に、そう言えば昔、今は亡き笑っていいともの友達の輪!みたいな頭上に輪っかを作ったデザインの猿バージョンがあったのですが、最近は見かけないのです。それよりも今日また、もう一つみつけてしまったのです。それはカエルのデザインの器具だったのです。


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会津若松市内から自転車で約一時間、そんな疲れることもなく新鶴駅へと無事到着したのです。以前、新鶴駅は会津本郷駅や会津高田駅と同じデザインだと書いたのですが、各駅ごとに微妙な差があり、ここ新鶴駅は駅舎の前面に時計がついているのです。ああ、これは便利だなと思う一方で、西村なんたらとかいう小説家にかかってしまうと、時計の時間をトリックに使うんじゃないかなと思ったのです。それにしても新鶴駅の興味の持てるところは、地元の小学校や中学校の校内新聞みたいなものを、駅にも貼ってあるところなのです。そんなものに、目も配りながら何か面白いものがないか、ホームに出て端から端へと歩いてみます。そうしたら、ホームの端にある駅銘板の住所のところが消されているのがわかります。う~ん、お金をかけたくないのはわかるけど、もう少し丁寧にできないかなと他人事ながら気になってしまったのです。


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百葉箱、今の子供たちは知らないかもしれませんが、僕の子供の頃にはまだあったのを覚えています。新鶴駅から移動しようと、ちょっと進んだところで、その百葉箱に出会ったのです。それも気になるけど、何かのポールについている「新鶴駅前通り」のプレートに懐かしくなってしまったのです。


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そんな懐かしいプレートを後にして、少しばかり進むとコンバインの音がします。バックする時のピーピーピーと言う音でコンバインがいるのがわかるのです。早速一枚撮らせてもらおうと思ったのですが、周囲には子供たちもいて、これはいい風景だと思ったのですが子供たちは写らなかったのです。


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新鶴駅から農道の坂を下って行くと、すぐに根岸駅があるのですが、根岸駅の隣の田んぼで、稲刈りが終わったコンバインが、刈り取った稲を軽トラの荷台のタンクに移しているところだったのです。不審に思われるのも嫌だったので、ススキの穂からチラッと見えるように撮ってみたのです。


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根岸駅でコンバインを撮った後、中田観音のほうへと行ってみます。今日はメールが多いようで、公衆Wi-Fiを使って確認した後、先へと進みます。そうすると、おそらく葡萄畑があったのですが、房ごとに番号のついた袋がかぶせられていて、一房が大事なくらいの大変な仕事なんだなと思ったのです。


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夕方も5時近くになると、会津盆地は日の当たっているところと、日の当たっていないところができます。今度の只見線は日の当たらないところで撮るんだなと思ったのです。スマホで音楽を聴いていると、只見線がやってきて目の前を通るのを、磐梯山をバックに一枚撮ることにしたのです。


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根岸駅を発車し、どんどん車速も上がっているはずなのですが、遠くから見る只見線は、本当に加速しているのか不思議なくらいゆっくりなのです。そんな只見線に合う風景はないだろうかとファインダ越しに探したのですが、あの鎮守の森なんかが合うんじゃないかと思って写真を撮ったのです。


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次の只見線まで、もう20分ほどしかなく、いつもの後庵の踏切までは戻れないのです。とりあえず、寺崎のカーブで撮ろうと思い、じゃんりん地区を自転車で駆け抜けると、コスモスが咲いていたのです。この年になってようやくコスモスがわかったのに、もうお別れなんて寂しい感じがするのです。


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寺崎のカーブに向かう途中、畑仕事をしている老婆がいたのですが、どうにも納得いく写真を撮れなかったのです。そして、今度は只見線なのですが、どうにも暗くなりすぎてISO感度を上げても追いつかないのです。仕方なく絞りを開けたのですが、どうにも背景がぼけてしまうのです。


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そんな只見線をファインダ越しに追いかけると、田んぼまで入れて撮ってみたくなり、レンズのズームをワイド方向に回します。本当にポツンと只見線のテールライトが2個光っているだけで、何も面白い写真ではないと思うのですが、僕にとってはそのテールライトこそが大事なのです。


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さすがに5時半ともなると暗くなり、写真など撮れなくなってきているので家へと自転車を走らせます。西空を背にして走っているのですが、ふと後ろを見てみると山際がほんのり明るくてなんだか撮りたい気分になったのです。今日はこれで最後の一枚だぞと気合を入れて一枚撮ったのです。


今日はここまでです。

久しぶりに一日に30キロ以上自転車で走ったかと思います。こんなんじゃ1年でタイヤの溝がなくなっても不思議ではないですよね。

本当は今日は新鶴駅近くに稲わらの干してある、はでがないか探しに行ったのですが、今年はなかったようです。

でも、本当に日の入りが早くなってきました。只見線の夕方のラッシュアワーを撮れなくなるのも、時間の問題かもしれません。

私事ですが今週水曜日に健康診断があって、明らかに今年はBMIで引っかかるなと自信があるくらいで、自転車でも乗ってちょっとは痩せないといけないなと思っているのです。

そう言えば、稲刈りですが、まだわずかに残っている田んぼもあって、いつ稲刈りするんだよとヤキモキしてしまいます。

今年は只見線とコンバインのデュエットは無理なようです。また来年、挑戦したいと思います。

そろそろ3000文字なので終わりたいと思います。

それではまた。

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