只見線のあるまちにて2022/01/14
はい、今日の天気は雪時々くもり時々晴れという、なんとも天気予報士泣かせの天気だったと思います。
今日は本郷のほうまで用事があったのですが、雪が降り積もっていて自転車に乗れないのでバスで出かけたのです。そのため、バスの時間と用事の時間に合間を作ることが出来ず、写真撮りには出かけられなかったのです。
ちなみに只見線は大雪のため、会津若松から会津坂下までの一部区間だけ運行していたようです。
今日はそれよりも気になるイベントがあったのですが、用事が長引いてしまい出かけることができなかったのです。
それはなにかと問われれば、歳の神(一般的な方言だと、どんと焼きと言うのでしょうか)だったのです。
あれ?でも観光協会の日程を見てみると、強風のため明日の午後に延期になってますね・・・。
まあ、とりあえず書き始めてしまったものは最後まで書きたいので、今日は2021年1月14日の歳の神の写真を引っ張り出してきたのです。
それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。
・歳の神(2021/01/14)
今日は珍しく夕方から出かけることにしたのです。なぜかと言えば東山温泉のほうで歳の神が行われるからです。こんなコロナで大変な時に大丈夫かなとは思ったのですが、外で行う行事だから大丈夫だろうと思ったのです。現地に着くと既に神主さんがお祓いを始めているのが見えたのです。
神主さんのお祓いの間にも、どんどんと空は暗くなっていきます。神主さんのお祓いが無事済んだと思うと、今度は会津若松市長さんのあいさつがあったのです。このコロナの時代をみんなで乗り越えていきましょうと、そんな感じの挨拶だったのですが、来年はどうなるのでしょうか?
来賓のあいさつが一通り終わると、ようやく点火になります。レンズ越しにどんなものがあるか確認してみると、上の方にはだるまがたくさんあります。みんな両目が入っていて願い事が成就したので無事燃やせるのだなと思うと、他人事ながら願いがかなって良かったと思ったのです。
なかなか火が点かないようでじれったいと思いをしていたのですが、ようやく少しずつ点いてきたようなのです。下の方にあるだるまにも火を点けようとしているのですが、なかなかだるま単体には点きにくいようで、係の人がこれでもかというくらいだるまに向けて火を近づけたのです。
無事点火が完了すると市長さんも近づいてなにかしているようです。遠目にはわからないのですが、歳の神と言えば餅やスルメをあぶって、家に持ち帰って食べると、家族みんながその年を健康に過ごせるような言い伝えがあるのです。僕はと言えば何も持ってこないでカメラだけ持ってきたのです。
全体に火が回り始めると、熱くて近くには寄れなくなります。そんな中どうやって餅やスルメをあぶるのかと言うと、棒っきれみたいなものに刺したりして、ちょっと離れてあぶるのです。それでも火の勢いが強くて、あぶっていると顔がどんどん乾燥して熱くなるのがわかるのです。
火の勢いが最高潮に達すると、最初上の方に乗っかていただるまが見当たらなくなったのです。よくよくファインダ越しに眺めてみると、これはだるまじゃないかなと思ったりもするのですが、ハッキリはわからないのです。今年の正月に買っただるまは来年の歳の神で見送ってやるのです。
Nの文字が見え隠れするTVカメラで撮影しているのは、一般の方なのかレポーターの方なのか区別がつかなかったのですが、燃えていない正月飾りを手に持っているということは、たぶんレポーターの方だと思われたのです。僕は火が弱くなったのを見てから、早めに家に帰ることにしたのです。
今日はここまでです。
それにしても、今年の歳の神が今日行われる予定だったのが、明日へ変更になったのはちょっとばかり驚きです。
驚きと言えば昔、某公共放送に撮影されたことがあったのですが、なんとフルチンの真っ裸の姿を撮影されたのです。
種をあかせば鄙びた温泉に来ている子供の、全裸になって湯舟まで駆けていく後ろ姿を撮られただけなのですが、ちょっぴり恥ずかしかったのです。
でも、自分がカメラマンだとしたら、たぶん同じ画を撮影したと思うので、文句は言えないのですが。
そのとき、出演記念にもらったタオルにはNHK(あっ、言っちゃたよ)の文字が入っているのです。
もう40年近くも昔のことなのですが、先日実家に帰った時、そのタオルを探したら昔のまま学習机の引き出しに入っていたのです。
さて、明日は東山温泉の歳の神を撮りに行こうかと思ってはいるのですが、たぶん行かない(行けない)と思います。
自分の団地の歳の神は今日の昼間に無事終わったようで、さっき防災無線で無事終了しましたとの放送があったばかりなのです。
おっと2000文字になるところです。
今日はこれにてお開きにしたいと思います。
それではまた。