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只見線のあるまちにて2021/11/03

はい、今日は天気予報通り晴れでした。本当なら喜んで写真撮りに出かけるのですが、どうにも気分が乗らないのです。

今日も寝たんだか寝てないんだかわからない睡眠をとって、午後からいつものところへ世間話をしに出かけてきたのです。

まぁ、明日、柳津に行くため只見線に乗るからいいか、それぐらいの簡単な理由で、このところ只見線の写真を撮るのが減ってきています。

明日も本当に柳津まで行く只見線に乗るのか、ちょっと不安なところもあります。

でも、どなたかが書いていらっしゃったように、「ケセラセラ」の心意気で生きていくほうが、負担がかからなくていいと思ったのです。

ということで、今日は昔の写真を引っ張り出してきました。2009年11月3日の写真です。

それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。


・農サイド(2009/11/03)

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昨日の夜から会津は雪が降り、遠くの山にも、まだ紅葉しているにも関わらず、その上に雪が積もっていたのです。そんな今日はSLの写真を撮りに来たのです。ここなら坂道だから黒煙をはくかもと思い選んだのですが、SLの前に定期運行の上りの只見線を、練習がてら撮ってみたのです。


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西若松駅でさっきの上りの只見線とすれ違ったであろうSLが、通過音の汽笛を鳴らして近づいてきました。そんなとき、目の前に家族連れがやって来たのです。お父さんは写真に夢中、子供は初めて見るSLに夢中。結局のところ平常心でいるのはお母さんだけで、その目の前を通り過ぎて行ったのです。


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実は今日は父親からもらったマニュアルレンズを使っていたのです。このマニュアルレンズ、現像ソフトを使わなくても、十分なコントラストが得られていて、昔のレンズでもすごいんだなと思わすにはいられなかったのです。結局、僕はSLが通り過ぎてもシャッターから指を離さなかったのです。


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この撮影ポイントは、街中のふとしたところにあるのですが、そんな街の街路樹も紅葉しているようです。昨夜の雪が影響しているのか、少しばかり葉っぱが落ちてきているようなのです。さて、これからどこへ出かけようか悩んだのですが、会津本郷駅へと向かうことにしたのです。


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昨夜の雪は、平野部でも多少降ったのですが、やっぱり標高の高い山には、お昼近くなっても雪が残っていたのです。手前の木々はもう雪は融けてしまっており、やっぱり標高の差だよなと思いつつ、遠くの山をマニュアルレンズで撮ることにしたのですが、このレンズは補正など必要ないのです。


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会津本郷駅へと向かう途中、本郷大橋を渡ってすぐ右折すると、田んぼの中を走る道路へとつながります。そこには鎮守の森があって、銀杏の木もあって、なんとも言えない独特の臭いを発しているのですが、下から撮ってみると、なんとも言えない雰囲気が出て秋らしさを感じさせられたのです。


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ジャパン・・・何度言ってもその言葉の持つ雰囲気とのギャップに首をかしげてしまうのですが、漆は英語ではジャパンなのです。友人に漆の木を教えてもらってからは、できるだけ近づかないようにしてるのですが、そこは望遠レンズを着けているのですから、遠くからジャパンを撮ったのです。


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会津本郷駅へと近づくと、僕は途中で行くのをやめてしまったのです。それもそのはず、駅に近づいたら撮れないような雰囲気のある構図が見えてきたからです。望遠レンズを通して見えてくるのは、大きな銀杏の木と桜紅葉です。あぁ、この駅ってやつにも春夏秋冬があるんだなと思ったのです。


・街サイド(2021/11/03)

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会津本郷駅から戻ってきた後、しばらく家で休憩をしてから出かけることにしたのです。家を出て、とりあえずどこに出かけようか迷ったのですが、鶴ヶ城方面へと向かうことにしたのです。そうすると猫が一匹、車に写った自分の姿に、どことなく恐れているような、そんな感じがしたのです。


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この日はなぜか、マニュアル望遠レンズをずっとつけっぱなしでいたのです。いちいち露出を合わせて、ピントも合わせて、面倒だなと思っていたのですが、写真を撮っていくうちに、なんだかこのマニュアル望遠レンズの良さがわかってきたような気がして、自分で納得できてきたのです。


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鶴ヶ城のお堀にいる鴨が、なにやら騒いでいるようです。餌を与えに来た人がいたようで、その人のところへと集まり始めたのです。そんな中、一匹の鴨が羽を広げて移動しようとしたのです。マニュアル望遠レンズなので、露出は諦めて、ピントに集中したのですが、両方とも大丈夫だったのです。


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マニュアル望遠レンズに味をしめた僕は、目に入ってくるものを何でも撮ってみることにしたのです。途中、プレビューを見ていると、横を一人の女子高生が自転車で通り過ぎて行ったのです。これは画になる、そう思った僕は落ち葉が舞い上がるのを期待したのですが、それは無理だったようです。


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この時期の夕陽はまさにつるべ落としで、ほんの数分でも空の明るさが変わってしまいます。僕はSLの復路を待っていたのですが、どんどん暗くなっていきます。そんな中、遠くからSLの汽笛が聞こえてきます。あと少しで来るな、そう思った僕は少しばかり絞りを開けたのですが、それが原因かシャッタースピードが原因かわからないのですが、ピントの合わないSLになってしまったのです。でも、僕はSLの雰囲気に納得して、家路を急いだのです。


今日はここまでです。

そう言えば、2011年の豪雨災害で陸橋を流される前の只見線は、SLも年に二回走らせていたのですね。

それにしてもSLってやつは見れば見るほど、いとおしくなるものなんですね。

キハ40のテールライトも好きですが、旧型客車のテールライト?も大きくて好きですね。

今日は、あまり眠れなかったのと、明日、柳津に行くために早く寝ようと思うので、これにて終了いたしますね。

それではまた。


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