只見線のあるまちにて2021/06/14
はい、今日は天気予報通り不安定な空模様でしたね。おかげで写真撮りに出かけられなかったです。仕方ないことですが・・・
毎回、天気予報通りって書いていながら、日本中の人がいるんだから天気良い地方も悪い地方もあるだろうと、やっと気づきました。
でも、慣れた書き始めなので、このままいきたいと思います。冬になったらその時はまた考えますし、冬場の写真は雪が降ってあまりないと思うのでnoteを書くことができるかも不安ですが・・・
ということで話を本題に戻すと、今日は2020年6月15日の写真を引っ張り出してきました。
いつも通り生暖かく見てやってください。
・農サイド(2020/06/15)
連日の後庵の踏切から見える「ふくしまの米」の宣伝にやられてしまった僕は、ある橋の欄干にたわわに実った稲のデザインを見つけました。背景には宝の山磐梯山が見えます。う~ん、これは橋をデザインした人が磐梯山まで見えるよう考えて作ったに違いないと変に納得するのでした。
今日はいつもとコースを変えて、本郷や高田のほうから攻めては来ずに、会津若松市内から会津坂下を目指しました。ネットの地図で調べると自宅から15キロ近くもあります。でも、いつも気にしないで行くことにしています。こんなときにパンクでもしたなら大変だと思ってはいるのですが、とりあえず出かけることのほうが頭に浮かんでくるのです。
若宮駅に着くと、とりあえず駅舎の写真を撮ります。これなら、いつ改装されても記録に残っているから安心です。次に線路を撮ってみます。高田駅を出てから根岸駅、新鶴駅とまっすぐな線路が続きます。若宮駅から会津坂下駅も途中まではまっすぐなので、永遠にまっすぐなようにみえるのでした。
若宮駅の隣の畑では、なにやら農作業をしているようで、玉ねぎか何かを選別しているようにも見えたのです。後ろには田んぼのポルシェことスバルサンバーが停まっています。すみませ~んと声をかけて軽トラの写真を撮らせてもらいたかったのですが、迷惑になりそうなのでやめておくのでした。
そんな若宮駅をあとにして、只見線が見える道まで移動することにしました。と言っても5分とかからないところで、逆に只見線を待ってる時間のほうが長いくらいです。携帯で音楽をかけながら待っていると遠くから小さなヘッドライトが見えてきました。ファインダ越しに只見線を追いかけていると、田んぼの稲がぐんぐん育っていることに気づいたのでした。
今日は若宮駅から順に新鶴、高田、本郷と戻ってくるルートを選びました。若宮駅を後にして只見線を撮影した道を、新鶴のほうへと自転車を走らせます。途中コンバインの大群に出会いました。以前にも出会っていて撮っていたのですが、背景に飯豊山が見えなかったのです。今日はどうだと思ってファインダを覗いたのですが、残念ながら今日も見えないのでした。
あっ、猫・・・そんな感じで猫とすれ違いました。まだ身体が完全に大人ではなく子猫のようでした。一番やんちゃ盛りの猫には自分のような人間は、見たらすぐ逃げろというのが身に染みているようで、残念ながら、その顔を拝むことはできないのでした。
次の只見線を撮るポイントを探し探し自転車をこいでいるのですが、ここがいいかなと思った場所でカメラのプレビューを見ていると、近所の子供がなにやら自転車で追いかけっこをしているようです。ここは只見線から離れてるから大丈夫だけど、事故には気をつけなよと思うのでした。
犬が女性をつれて散歩している・・・なんだかそういう表現が合うような場面に出会うのでした。明らかに犬のほうが大きくて、よく引っ張らないでおとなしく散歩させられているものだと感心しました。やっぱり犬はいいなあと思いつつも、他人さまの犬をめでることで我慢するのでした。
そんな犬と別れた後、時計を見ると只見線が来る時間が迫っています。カメラのセッティングをしてと、いつものように絞りがF8、シャッタスピードが200分の1に設定します。ここら辺には踏切がないので警報機の音で気づくことは出来ません。仕方なくずっと只見線の来る方向を眺めているのでした。
ようやく新鶴を過ぎ高田まで戻ってきました。高田での撮影ポイントと言えば、やっぱり寺崎のカーブです。しかも車体の側面を撮るのが楽しいのです。夕陽が車体にあたってキラキラするのを撮りたいと思っているのですが、これがなかなかうまくいかなくて試行錯誤してるところなのです。
寺崎のカーブの会津坂下行を撮り終えた後は、いつも通り伊佐須美神社のあやめ苑であやめの撮影をします。本当はあやめが目的というよりも、あやめと人が入った写真を撮りたいだけなのですが。前にデイサービスのご老人が職員に車いすを押されて見学しているところを撮ったのですが、ご老人と職員のシルエットが良い味を出していたのでした。
伊佐須美神社を後にして、ようやく後庵の踏切まで戻ろうとしているところ、自転車で犬を散歩している人を見つけました。なんとも田舎道には不釣り合いな、きれいにトリミングされたトイプードルのようで、ちょっとばかり笑ってしまいそうになりながら、写真に撮らせてもらうのでした。
今日の最後の只見線を待ちながら、プレビューを見直してみます。それにしても今日は面白い犬がいたなぁと、やっぱり犬が気になるのでした。カンカンカンと踏切の警報機の音が聞こえてきました。カメラの設定は良し、あとは撮るだけです。空があと少し夕焼けになっていたならなぁと、少しばかり贅沢な妄想をしてみるのでした。
今日はここまでです。
気が早いのですが、来年は撮影できない日があっても昔のストックを使うことができなくなるよなと、少しばかり気になるのです。
最近できた写真(総合芸術?)の師匠に、ジャンクレンズで撮ったり実験をしてみて、頭の体操をしてみてはと言われました。
ジャンクレンズ用に壊れても良いように、カメラ本体をオークションで買ったのですが、レンズ付き。しかもSIGMAのレンズ付きという条件を考えると、ジャンクなどではなくSIGMAのレンズを買いそうな気がします。
明日も不安定な空模様で写真撮りには出かけられません。師匠が言うところの実験とやらを、新しく手に入れたカメラとレンズで試してみるのも良いかもしれません。
それではまた。