見出し画像

只見線のあるまちにて2021/09/30

はい、今日は天気予報通り晴れのち曇りでした。案外、早い時間から曇りになってしまって、夕方写真を撮りに行く頃には空中雲だらけでした。

今日はいつものパターンで昼間ゴロゴロして、夕方から写真を撮りに行くという生活パターンを取り戻してみました。

昨夜は寝すぎていないので、肝臓のあるほうの背中が痛いなんてこともなく、普通に外出できました。

カメラのプレビューを見てみると、前回撮ったのはクラシックカーラリーの写真で、4日ぶりの撮影だなと少し緊張しました。

僕には緊張するとカメラが傾いてしまう癖があって、帰ってから自動傾き補正なる機能を見つけて、早速ONにしました。

それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。


・農サイド(2021/09/30)

画像1

今日もいつも通り、友人宅でゴロゴロしたのち、3時半過ぎに写真撮りに出かけることを告げたのです。いつも通り、気をつけて行ってきてとの挨拶にじゃあまたと答えると、どこでカメラをバッグから出すか考えたのです。やっぱり取りだすなら早いほうがいいだろうと、舗装道路に出ると同時にカメラを取り出したのです。どこへ行こうか迷ったのですが、いつも通り本郷駅に行ったら、まだ稲刈りをしている最中の農家の方がいたのです。


画像2

本郷駅を後にして、只見線沿いに自転車を走らせると、線路の向こう側にコンバインと、それを運ぶトレーラーのついたトラクタがあったのです。そう言えば、コンバインて道路を走る車両に必要な保安部品もナンバーもついてなかったっけと思いながら、まぁそれくらい大丈夫だろうと思ったのですが、トレーラーで運ぶ人もいるようです。なんてことを書いていたら、昔、田植え機も保安部品がついていないものもあったことに気づいたのです。


画像3

荒井の踏切の辺りには、なぜかいつもスズメが群がっていて、自転車で近付くとすぐに飛び去って行くのですが、またしばらくすると元に戻ってしまうのです。ここは小鳥遊(たかなし)と言ったらいいのか、大きな鳥もいなくスズメのし放題です。もう一つ月見里(やまなし)と言ったらいいのか、盆地なので月が見え放題なのです。そんなところを走っている只見線だからこそ、のんびりゆったりした旅ができるのだと思うのです。


画像4

そんなことを考えながら、いつもの後庵の踏切へと到着したのです。何故だか最近は、遠くまで行ってやるぞ症候群が治まって、とりあえず後庵の踏切でいいかとなることが多くなっています。でも後庵の踏切はそんな僕の期待を裏切らないような出来事が待ってるのです。この単に軽トラが走り去っていく一枚の写真にも、田植えが終わった田んぼ、終わっていない田んぼと、見方によっては色々に見ることが出来るのです。


画像5

さっきの軽トラに導かれるかのように、自転車をこいでいくと稲刈りの終わった田んぼの中に一台のコンバインが止まっていたのです。カバーをかけていないということは、次の田んぼに行くのかもしれません。そんな期待を持ちながら、酒蔵の水を飲みにちょっと後庵の踏切を離れます。その酒蔵の帰りにも、まだ止まっていたので、今日はもうおしまいなのかなぁと思ったのですが、このあとあることが起きたのです。


画像6

本郷駅17:02の上りの只見線がやって来たのですが、その前からさっきのコンバインがエンジン音を立てて、こちらのほうへとやって来たのです。僕は目の前にある只見線を撮るだけでいっぱいいっぱいなので、そちらを見る余裕はなかったのですが、明らかに後庵の踏切辺りで只見線とコンバインのデュエットが見られるはずです。そんな期待に胸躍らせながら、とりあえず三角の山をバックに一枚撮ったのです。


画像7

さっきの只見線をファインダを覗きながら追いかけていくと、コンバインが後庵の踏切へと近づいているのが見えたのです。一昨日の夜だかに只見線の昔の写真を探していると、只見線と稲刈りをしている真っ只中のコンバインのデュエットを撮った写真があったのです。今年はもう、そんな写真を撮れるほど稲刈りの済んでいない田んぼは多くないのです。でも、なんとか撮りたいというのも本音ではあるのです。


画像8

只見線の上りは後庵の踏切の北側から撮ったので、15分後に来る下りは南側から撮ることにしたのです。そう言えば「ふくしまの米」の看板どうなったかなと思いつつ踏切を渡ったのですが、そんな不安に駆られる必要もなく、いつもの通り「ふくしまの米」の看板はあったのです。そんなことに安堵して、後庵の踏切へと走っていた軽自動車のテールライトに惹かれるように、写真を一枚撮ったのです。


画像9

この時間の下りの只見線は2両編成だということはわかっているので、とりあえず磐梯山をバックに撮ろうと考え、頭の中でイメージしてみます。そんなことをしていると、スマホのアラームが只見線が近づいていることを知らせます。よしっ、これで大丈夫なはずだと構図も決め、只見線が来るのを待っていたのですが、実際只見線がファインダに入ると狭すぎて、やっとの思いで連写した写真の中から画面に収まった一枚が撮れたのです。


画像10

そんな磐梯山をバックに撮った後は、お待ちかねの「ふくしまの米」の看板です。今日の空は曇りで明るさも足りなく、絞りもあまり絞ることができないのです。ISO感度も常用感度ギリギリで設定しているので、あまり無茶なこともできないのです。そんな設定で只見線を追いかけて「ふくしまの米」の看板があるところを狙って撮ってみたのです。幸い問題なく看板は見れるようで、これで今夜の夕飯もおいしいご飯を食べれると思ったのです。


画像11

以前、金屋の踏切の隣にある果樹園はラフランスかもしれないと書いた記憶があるのですが、大きな旗が出ていてラフランスと書いてあったのです。自分の判断があたったのでうれしくなり、ラフランスを撮ろうとしたのですが、もう旬は過ぎたのか木にラフランスがなっていないのです。その代わり、道路端には見上げるほどの大きな花なのか草なのかわかりませんが、僕の琴線にに触れる画があったのです。


画像12

今日も只見線のラッシュアワー3本のうち、最後の1本は撮らないで帰ることにしたのです。さすがに曇り空だと暗くなるのも早く夕焼けも期待できないからです。そんな、どこか後ろ髪を引かれる思いをしながら農道を自転車で走っていると、小松原運動場のナイター照明が点いています。今日は誰か野球の練習でもしているだろうかと思いながら、遠くから磐梯山を入れて写真に撮ったのですが、ナイター照明は小さくてよく見えなかったのです。


画像13

小松原運動場に近づくと、おそらく野球の練習をしているようだったのです。例のウイルスのせいか、バッチコーイなどの掛け声は何一つなく、静かに練習しているのが、最近の流行りなのかなと思いながら、気持ちは早くコスモス越しに運動場を撮りたくてうずうずしているのです。いつものコスモスのあるところまで来ると、カメラを構えて曲がっていないか確認して撮ります。それでも曲がってしまうので、夕飯を食べながら補正をするのです。


今日はここまでです。

こんな天気の日に写真撮るなんて久しぶりでした。でも最近のカメラはすごいですね、ISO感度上げてもそんなにノイズは見えないのですから。

只見線沿いの田んぼの稲刈りも8割がた終わってきているようです。明日雨が降るとして、土日が最終決戦かもしれません。

というのも、昔撮った只見線と稲刈りをしているコンバインのデュエットの写真が、どうしても撮りたいのです。

う~ん、昔は一日中おにぎりかついで(山下清ではありませんが)あちこち自転車で歩き回っていたから、そういう写真も撮れたのだと思います。

週末は天気も戻るようなので、その時がねらい目かもしれません。それがダメだったら、柿の木と只見線を撮れるところを探そうかと思っています。

まだまだ、ゆっくりリハビリがてら写真を撮るというスタンスでやっていかないと、煮詰まっちゃうと思いますので。

あっ、3000文字超えてますね。それでは、この辺で終わりにしたいと思います。

それではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?