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只見線のあるまちにて2021/10/03
今日は天気予報通り快晴、洗濯日和でした。そんな中、家の中でゴロゴロしているわけにもいかず、只見線を撮りに出かけることにしたのです。
とある方のnoteで高田渡の「生活の柄」のライブバージョンを聞いたのですが、自分はと言えば「自転車にのって」が似合う一日でした。
それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。
・農サイド(2021/10/03)
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今日は友人宅でゴロゴロした後、いつものところへ行くことにしたのです。早い時間だったせいか、中はちょっと密状態。なんとか開いてる場所を探して座ります。小一時間ほどだべった後、高田のほうへ写真を撮りに行くことを伝え、自転車に乗って出かけます。高田橋を渡ると河原ではカップルがキャッチボールをしています。高田渡の「自転車に乗って」なら、ここでベルを鳴らすところなのでしょうが、僕の自転車のベルは壊れたままなのです。
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高田に着くといつも通り高田駅へと向かいます。途中、食堂の前に猫がいないか確認していくのですが、もう猫はいなくなってしまったようです。そして少しばかりしょぼんと高田駅を撮っていると、友人から電話がきました。会津で菊が有名な場所を知りたいとのことだったので、それは二本松じゃないのかと言うと、武家屋敷だというのです。そう言えば、高田駅前にもコスモスが咲いていたのですが、花壇は残念ながら寂しいままだったのです。
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高田のほうまで来ても、まだまだ稲刈りの終わっていない田んぼがあります。いつも通り、寺崎のカーブで只見線を撮ろうと自転車を進めたのですが、ちょうど稲刈りの最中のコンバインがいたのです。これは只見線とデュエットできるかと思ったのですが、どうにも良いアングルが見つからないのです。仕方なく、コンバインだけ撮ることにして、只見線は車両単体で撮ることにしたのです。
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寺崎のカーブに着くと、スマホを取りだし音楽をかけます。なぜだか久しぶりにはっぴいえんどの「風をあつめて」が聞きたくなり、ループ再生してみます。都会の景色を歌った歌なのですが、なぜだか今の僕の気持にも通じるところがあって聴きいっていると、アラームが只見線がくることを知らせてくれます。遠くから一直線のところをゆっくりゆっくり進んできます。これが路面電車だったら空を飛ぶのかなと、歌の世界に独り浸ってみたのです。
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上りの只見線を撮った後、そのまま下りの只見線を待ちます。なんだか、今度は高田渡の「自転車にのって」が頭の中で再生されます。只見線を撮りに出かけることは嫌なお使いではないけれど、ちょっと大変かもと思い、帰りに本屋で立ち読みをするのかと言えば、しないのでしょうが、暗くなってからおうちに帰るなんてところは、僕と同じだと思い独り悦に入っていると、下りの只見線が2両編成でやって来たのです。今日の撮影はここで終わりにしようかと思ったのですが、どうしても帰り道まだ1本只見線を撮りたくて、高田橋の上から只見線を狙ったのです。でもISO感度12800はさすがに厳しいものがあって、その写真に満足できず日が暮れた中を、自転車を走らせておうちへ帰ったのです。
今日はここまでです。
今日はちょっと歌の成分が多すぎたような感じもしますが、たまにはいいんじゃないかなと思って、自分の好きなように書かせてもらいました。
高田渡が亡くなられ、はっぴいえんども大瀧詠一が亡くなるなど、好きな歌手がどんどん亡くなっていきます。もう自分も年なんですねぇ。
それにしても、高田渡の「自転車にのって」は、今の自分を表現するのに一番適切かなと思ったのです。
たまには短くてもいいかなと思ったので、ここらで終わります。
それではまた。