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只見線のあるまちにて2022/12/09

はい、今日の天気予報はハズレてくれて晴れ間が広がったのです。

今日は月一の主治医との決闘の日(と書いてるだけで関係はいたって良好です)だったのです。

お昼の12時にスマホのアラームをかけておいて、早めに出かけて診察前に只見線を撮りに行こうと思っていたのですが、朝寝るのが遅かったため今日はやめようと二度寝しようとしたのですが何かが自分に起こったのです。

これじゃあダメだ、なんのためにPENTAX K3Ⅲを買ったのかわからない、もったいないじゃないかとまで思ったかはわかりませんが、何かが自分を奮い立たせたのです。

そんなこんなで自転車を走らせ病院で受付を済まし、いつもどおり出かけてくる旨を伝えて会津高田駅へと向かったのです。

駅舎の前に車が停まっていて、なんだろうと思ったのですが、それは本文の中で紹介していきたいと思います。

それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。


・会津高田駅・会津本郷駅(2022/12/09)

いつも通り会津高田駅へと向かうと駅舎の前に車が停まっています。なんだろうと思って遠くから眺めてみると、どうやらJRの人たちのようです。なにかしてるのだろうかと邪魔にはならないか気にかけながら、遠めに写真を撮らせてもらうことにしたのです。
停めてあった車にはJR東日本なんたらと書かれており、JRの人だとはわかったのです。時刻表を確認しようと駅舎の中に入ろうとすると、床がきれいに水拭きされていたのです。以前、掃除したゴミはどこに捨てるのだろうかと書いたことへの回答がJR職員さんによる掃除だったのです。
駅舎の前にある男はつらいよの看板がJRの人の車で隠れていて、さてどうしたものかなと思っていたところ、車を移動されたので、これ幸いとばかりに撮ったのです。冬になっても咲いてる花ってすごいなと思うのと、もしかして造花かと一瞬思ったのですが確認し忘れたのです。
一連の儀式を終え、ホームに入っていつも通りホームの端まで歩いていき、踏切を通り過ぎる車などを観察します。今日は材木を積んだ大きなトレーラーも撮ったのですが、それよりも警ら中のパトカーが可愛い車で、なんだかうれしくなってシャッターを切ったのです。
スマホのアラームが只見線の到着を知らせます。さて、今日は乗り降り客はいるものだろうかと少し心配になったのですが、到着する直前に一人の乗客がホームにやって来たのです。だいぶ急いでいたようで、走るようにホームに入ってきたのですが、乗れなかったら大変なことになるのです。
到着した只見線の行先表示板は小出とワンマンという表示を繰り返しています。先月来た時には表示はワンマンだったのですが、混雑しているせいか車掌さんが乗っていたのです。今日は本当に運転手さん一人だけのようだったのですが、乗り降り客一人づつだったので問題なかったのです。
発車した只見線の車内を撮影しようとしたのですが、望遠レンズだったためピントが合わなかったのです。仕方なく走り去った後ろ姿を撮ってみるのですが、なんともワンマンと言う文字がまだ慣れてないせいか、どこか異世界の田舎の列車のような気がしたのです。
下りの只見線を見送ると、そう言えば会津高田駅は駅舎にクリスマスプレートが付いていることを思い出したのです。早速撮ろうと思ったのですが、なにやら電話をかけている人がいます。男はつらいよの看板を入れたかったので、そっと後ろから一枚もらうことにしたのです。
次は会津本郷駅へと向かおうとしたのですが、昼間から外を歩いている高校生らしき人物を見つけたのです。受験シーズンにはまだ早いので自主登校ではないはずなのですが、なんだか理由を聞きたくなったのです。でも、そんなことが出来るほど器用な自分ではなかったのです。
あれ、なんかどこかで見た景色だなと会津本郷駅へと着くと、さっき会津高田駅で出会ったJRの車が停まっています。やはり駅舎掃除の人達らしく、自分も気にはなったのですが「ご苦労様です」と一言声をかけさせてもらって、掃除の邪魔にならないようにしたのです。
JRの人たちはホームに設置された倉庫から掃除用具を取りだし、踊るかのようにスマートに掃除を進めて行きます。窓もきれいに拭いて一点の曇りもなく仕上げていきます。ここまでしてるのに、駅銘板にいたずらや落書きをする人たちには、一度掃除を体験させたらいいと思うのです。
そんなプロの仕事に見入っていると、スマホのアラームが上りの只見線の到着を知らせます。そう言えばさっきの下りはキハ120の2両編成だったけど、今度は何かなと思ったのですが、どうやら国鉄色のキハ120ではないようで、ちょっとばかり期待を持ってシャッターを切ったのです。
なんとなく予想していた通りキハ40カラーのキハ110が連結されていたのです。一人喜ぶものの、肝心な写真を忘れてはダメなのです。会津本郷駅でも乗客が一人いたようなのですが、ワンマン運転に慣れてるらしく、なんの迷いもなく只見線へと乗り込んで行ったのです。
走り去る只見線を追いかけながら磐梯山をバックに入れた写真を撮りたかったのですが、望遠レンズを着けていたので撮影できる時間は一瞬なのです。なんとか無事シャッターを切り、キハ40の車体番号も撮れたことに満足して、今日は病院の診察へと戻ることにしたのです。


今日はここまでです。

あら、もう2000文字超えちゃってますね。

ん~、書きたいこともあったのですが長いと見てもらう人に大変なので、さらっと簡単にあとがきを記したいと思います。

JR東日本の関連会社で駅舎の掃除をされてる部隊があるとは、ずっと気づかなかったのです。

10年以上前に(只見線の)根岸駅で、駅のゴミ箱に捨ててあったとやらのSIGMAの現行レンズをもらった記憶がよみがえってきます。

あれは何だったんだろうなと、今でもキツネにつままれた気分でいっぱいです。

タヌキの他にキツネも出るなんて、只見線は本当に田舎を走ってるんだなと感心したところで終わりにしたいと思います。

それではまた。

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