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只見線のあるまちにて2021/08/21

今日は珍しい写真があったので、それを載せたいと思います。RICOHのGR DIGTALなどという、当時まだPENTAXがHOYA傘下にあったものがRICOHに売られるのを予想したかのような組み合わせ。

PENTAX一眼のほうもレンズが標準ズーム、望遠ズームともにSIGMAを使っているという、最近のPENTAXで揃えたい病が始まる前の、安くて良ければ何でもありというハングリーさが最近欠けていると思うのです。

あ~だ、こ~だ言う前に、本題に入ります。PENTAX一眼は2008年8月21日、RICOH GR DIGITALは2010年8月21日の写真です。

それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。


・PENTAX+SIGMAサイド(2008/08/21)

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お昼を食べて横になっていると、どこからかセミの鳴き声が聞こえてきます。しかも、かなりの大音量で、これはかなわんと思ってセミを探してみると、なんと網戸にくっついていたのです。おもわず、セミの裏側をまじまじと見た僕は、なぜだか写真に撮りたいと思ってしまったのです。


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セミの鳴き声もどこかへ飛び去ったあと、雨がポツポツと降ってきたのです。それは、すぐに止んでしまって、この後出かけても大丈夫かなと窓の外を見てみると、虹が出ていたのです。今日は「志村うしろうしろ」のような失敗はなく、標準ズームレンスで虹を撮ることができたのです。


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雨は止んだものの、空は黒い雨雲がいっぱいで、いつまた降って来るかわからないなか、遠くにまで出かけるのは勇気がいるのです。とりあえずはということで、西若松駅へと出かけてみることにしたのです。雨雲の下で綺麗な花々が咲いているのに気付いて、駅舎と一緒に撮ったのです。


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列車の信号機を撮ろうと思い、南のほうを眺めてみると、もう黒い空はなく青空が広がっています。空じゃなくて信号機を撮るんだったと思い出し、信号機にレンズを向けると、赤や青や黄の色のランプは奥に隠れていたのですが、とりあえずシャッターを切り、次の場所へ出かけるのです。


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南の空の青空に急かされて、もうちょっと遠くまで行ってみようと思ったのですが、空模様がまた急変してきたのです。とりあえず近くの撮影ポイントへと思い、IT工場のあるそばの公園まで来たのです。只見線が近づいてくると特等席には保線区員さんが乗っていたので、びっくりしたのです。


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15分後下りの只見線が来る頃には雨は止んでしまって、でも雨雲はまだはれていなくて、このままここで撮るかと思い木の陰で雨宿りをしていたのです。そんな僕は、何を思ったか露出設定をマニュアルにしてISO感度もマニュアルにし、下りの只見線を今か今かと待っていたのです。


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もう雨は降らないだろうと思った僕は本郷まで足を延ばすことにしたのです。西の空には夕焼けがちょっとだけできているのですが、雲の色は灰色という、いかにも雨が降りそうな空をしていたのです。でも、なんとか粘って僕の好きな只見線キハ40の後ろ姿を撮ることができたのです。


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もう今の時期になると、会津坂下行が戻って来るのを7時前まで待って撮ることは難しくなります。とりあえず本郷駅でも撮っておくかと、農道を走り、僕の好きな給水塔と三角の山が入る構図を探したのです。ちょっと暗いかなとも思ったのですが、目で見た通りなので良しとしたのです。


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本郷駅を後にし、家へ戻る途中、なんだかまだ物足りなさが残るのです。その時は大川の土手の下を走っていたのですが、自転車を止めて土手のほうを眺めてみると、なにやら鬼の角みたいな木が立っています。なんだか知らないけど、これはこれで面白いなと思いシャッターを切ったのです。


・RICOHサイド(2010/08/21)

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以前持っていたRICOH GR DIGITAL2を売ってしまった僕は、またあの手軽さが欲しくなって、中古のRICOH GR DIGITALを買ってしまったのです。せっかく買ったのだから、なにか撮らないといけないと思い、野口英世青春広場の地下発電装置のあたりを撮ってみることにしたのです。


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RICOH GR DIGITALはレンズが良いと聞いていたので、一丁前になったふりをして収差が出やすい被写体なんかを狙ってみたりするのです。でも、そんな素人が覚えたことぐらいカメラは気づいていて、野口英世の映画上映会のポスター掲示の背景が元から歪んでることを僕に教えてくれるのです。


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なんだか白黒で撮っているとわざとらしい感じがしたので、カラーに戻して撮影を続けます。行き先はいつも通りの七日町駅ですが、35mm換算焦点距離が28mmだと思われる、このGR DIGITALでも七日町駅全体と只見線を一緒に撮ることは難しくて、広角レンズも必要なんだなと気づかされたのです。


今日はここまでです。

PENTAXに着けていたレンズはSIGMA18-50mmDCとSIGMA55-200mmDCです。なんで売ってしまったのか今となっては後悔ばかりです。

PENTAX純正レンズで集めたくなったのは、RAW現像をするとき収差の補正を自動でできるからです。本当に面倒くさがりで困ります。

話は変わりますがRICOH GR DIGITALの写真を見つけた時は、これ自分が撮ったんだっけと一瞬フリーズしてしまいました。

GR DIGITALはJPEG一発撮りなので、白黒をカラーにすることはできません。それを知っていても白黒にする理由があったのかはわかりません。

本妻のカメラが修理からまだ戻ってきていません。ただ10年前のカメラでも、条件さえよければきちんと撮れることがわかりました。

カメラ保管庫にはSIGMAのDP1などが眠っています。時々使ってあげたほうがいいのかと思うのですが、なかなか機会がありません。

今ではカメラが趣味と大手を振って言えるようになった気がします。いいことか悪いことかわかりませんが。

それでは皆様も楽しいカメラライフを。

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