只見線のあるまちにて2021/12/25
はい、今日は天気予報通りくもり時々雪でした。雪は降っていないようなのですが、自転車小屋の屋根にうっすらと雪らしきものが積もっていました。
今日は休日の過ごし方通り友人宅でゴロゴロして、そのあといつものところへ行ってたわいない話をしてきたのです。
雪は降っていなかったのですが、今日はアップロードしたい写真がすでにあったので、写真撮りには出かけませんでした。
アップロードしたい写真は、SLばんえつ物語クリスマストレインなのですが、2010年に大寒波が来た時に雪で大混乱した時の写真が残っていました。
新津から会津若松まで約3時間半で走るところを、その倍以上かけてなんとか走り切ったという根性のSLなのでした。
そのせいかわかりませんが、今年などはSLばんえつ物語は11月いっぱい、SLクリスマストレインが12月初めに走ったようでした。
でも、そこはやっぱり雪の中を走るSLを見てみたいというのがあって、JR東日本さんにも頑張ってほしいものなのです。
と言うことで、今日は2010年12月25日の写真を引っ張り出してきました。
今日もエッセイはなしでキャプション程度の物をつけたいと思います。
それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。
・SLばんえつ物語クリスマストレイン(2010/12/25)
昨日に続いて一ノ渡橋梁へSLを撮りに出かけたところ、塩川駅前で雪による倒木が発生していた。
車掌さんが降りて行き倒木を確認して、通れるだろうという判断に至った。奥の踏切にはSLを待っているのか、カメラを持っている人が立っていた。
倒木をよけながらゆっくり発車する運転士さん。
なんとか塩川駅に到着したが、先には進めない模様で車両はストップしたまま置かれている。上りのSLばんえつ物語もひどく遅れている様子。
もう1時間以上も塩川駅に停車しているが、先へ進む様子も、上りの列車が来る様子もない。様子を見にホームへ出てくる人がいた。
塩川駅なんて中途半端な駅で止まってしまったので、どうしようか迷っている最中。
そこへなんと数時間遅れでSLばんえつ物語クリスマストレインがやって来た。ヘッドマークのシャンデリアがクリスマスらしさを醸し出してる。
雪の中を力強く走ってきたSLばんえつ物語の勇姿を間近で見られた。
なんと止まらないはずの塩川駅でSLばんえつ物語が停車した。ホームの放送からは会津若松駅に戻る人はSLに乗ってくださいとのこと。
塩川駅の駅舎から数人ほど出てきてSLに乗る様子がうかがえる。
SLばんえつ物語のマークが雪の中を走ってきて疲れているようにも見える。
列車名のプレートには「SL X'masトレイン2010」と書いてある。
SLばんえつ物語は塩川駅で少しの間停車したものの、会津若松駅へ向けて再び走り出した。僕も初めてのSLに乗ることになった。
ようやっと会津若松駅へ到着すると、鉄道ファンが待ち構えていた。僕は通路の窓越しに写真を撮った。レンズはSIGMAのAPO70-300mm。
ホームには三脚を用意した本格的な人もいるのが見えた。
6時間以上と思われる長旅をしてきたSLばんえつ物語は、人間で言えば肩で息をしているような風に見えた。
最後の力を振り絞って黒煙を吐き後退しようとするSLばんえつ物語。
SLばんえつ物語号は後退するや否や蒸気をまき散らし力強く後退していった。蒸気の中にヘッドライトだけがまぶしく見えた。
今日はここまでです。
本当にこの時のことは今でも覚えていて、大寒波で鉄道網が大打撃を受けていたようでした。
会津若松駅の構内放送でも、いまだかつてない状況で、列車が走れないばかりか振替バスも無理な様子とのことでした。
そこでとられた救済策は喜多方駅に止まっていた583系を会津若松駅まで持ってきて、臨時ホテルにしたのでした。
このときのことは他の方の動画がYouTubeにあがっていますので「豪雪のSL X'masトレインと583系 救済列車」で調べてみてください。
翌日、臨時ホテルは保線区員さんに掘り出されて、なんとか発車することができ、臨時郡山行きとなったのでした。
こういうことがあったから、SLばんえつ物語やクリスマストレインが早めに12月初めで切り上げになったのかもしれませんね。
二日続けて磐越西線のことを取り上げると、なんだか本当に浮気しているようで只見線に悪い気がするのですが仕方ないのでした。
今度はいつ更新できるかわかりません。
写真もほとんどなく、雪も降り自転車で出かけられないからです。
しばらくの間、昔の写真を見ながら待っていただけると幸いです。
それではまた。
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