ベースボールクラブの思い出 そのⅦ
名門第三野球部
高校生くらいの時、影響を受けたマンガである。
案外、マンガから学ぶことが多い。
『名門第三野球部』も影響を受けたマンガである。
影響を受けた部分は、努力に対する部分であった。
底辺から這い上がれるストーリーが共感できるマンガである。
諦めない事を学んだマンガだった。
主人公と共通していた部分は球速が遅いことであった。
また、高校時代のチームが弱かったことも影響があるだろう。
☆
三軍のチームの物語である。
「僕たちはクズじゃない」が印象に残るセリフであった。
話は逸れるのだが、ブルーハーツの曲『ろくでなし』も好きであった。
歌詞の一部
役立たずとののしられて
最低と人にいわれて
要領よく演技できず
愛想笑いもつくれない。
死んじまえとののしられて
この馬鹿と人にいわれて
うまい具合に世の中を渡っていくこともできない。
全てが僕のような、ろくでなしのために、この星はぐるぐるとまわる。
劣等生で十分だ。
はみ出し者でかまわない。
お前なんてどっちにしろいてもいなくても同じ。
そんなこと、言う世界なら僕は蹴りを入れてやるよ・・・・。
当時の僕は劣等生であった。
☆
思春期である。
あまり、目立たない人物だったのであろう。
しかも、弱い野球部で丸坊主である。
自分の存在の意味や意義がわからなくなる年ごろである。
部活の帰りは、ブルーハーツの曲か尾崎豊の曲を口ずさんで帰ったものである。
自転車で高校まで1時間30分は費やしていた。
☆
名門第三野球部の話に戻るとしよう。
主人公の『あすなろ』はストレートしか、当時はなげれなかっただろう。
なので、コントロール中心の投球から、覚えていったと思う。
甲子園に行く途中で『弾丸ボールに変化』した記憶がある。
今でいう、『ジャイロボール』である。多分。
変化球はそれだけだったであろう。
そうして、沢山のライバル達を倒し甲子園にいった記憶がある。
いじめっ子的、登場人物の一軍の投手もチームに加わる。
努力とスポーツマンシップを考えさせられるマンガであった。
最後に
野球に関しては、スポーツ系のマンガから受けた影響が意外に多い。
スラムダンクやキャプテン翼などの影響が大きい。
やっぱり、マンガいいわ。