天才を殺す凡人
著者 北野唯我(きたの・ゆいが)
兵庫県出身。神戸大学経済学部卒。この「天才を殺す凡人」はブログ公開瞬く間に30万PVを超え書籍化!著書に「転職の思考法」もある。
登場人物
青野トオル 凡人。共感の神。
上納アンナ 天才。病める天才。
神咲 秀才。エリートスーパーマン
横田 凡人。最強の実行者
ケン 天才。すべてを理解するもの。
青野トオル(凡人)が会社の中で、上納アンナ(天才)と神咲秀一(秀才)との人間関係で悩み、たまたま渋谷を散歩したときに出会った銅像ハチ公(ケン)との出会いで共感の神に成長するストーリー。
◆著者はまず社会には3つのタイプが存在すると
天才 秀才 凡人
◆凡人は共感を軸に物事を動かす
◆秀才は論理的な考え、再現性に優れている
◆天才は独創的な考えや着眼点をもつ
天才、秀才、凡人の社会は時代の流れで変わってしまう。天才は次第に周りから飽きられ評価かされず秀才の時代に変化してしまう。
◆アインシュタインもスティーブ・ジョブスも凡人から理解されず虐げられたのである。
うむうむ、スティーブ・ジョブスの自伝にも1度辞めさせられましたよね。つまり天才の創造性は周りには理解されにくいてことですね。
◆では天才、秀才、凡人の関係性を見てみましょう。
この三角関係は互いに通じあえないんですね
何となくわかる気がします。
そうはいってもイノベーションて大事ですよね
しかし凡人には気づかない……
この本ではそれを、
間接的に観測できると述べています。
つまり凡人の反発の量で決まるらしいっス。
だからこそ反対したくなるものこそ創造的なイノベーションが眠ってるかもしれない。
◆アカウンタビリティ
芸術(アート)と、科学(サイエンス)と、モノづくり(クラフト)が重なって強い経営ができる。アートは説明能力が低く、逆にサイエンスは説明能力は高い、天才と秀才の関係ににている。
意見が割れるところに、大きなイノベーションが隠れている。それは反発で測れる、反発と賛成8:2から9:1の部分である。それは映画アラジンとにている、共感性の罠が描かれている。
◆天才は飽きられてしまうと凡人になる。
◆天才と秀才と凡人のもっともよいコミュニケーション方法はアンバサダーが存在すること。
アンバサダー
エリートスーパーマン
病める天才
最強の実行者
◆最強の実行者を巻き込む、そのための方法は「あなたならどうしますか?」の質問。
よくマコなり社長も言っています。Youメッセージを入れろと。これだけで変わると。
◆組織で働く際には主語を工夫すること。天才にはプラス魅力的な「問い」を用意すること
◆天才を救うのは共感の神。
世界が進化するメカニズム
天才は共感の神によって支えられ、創作活動がてきる。そして天才が生み出しのをエリートスーバーマンと秀才によって再現され最強の実行者を通じて共感されてく。
凡人が最強の武器を手に入れるには
①他人の言葉をデトックスすること
②白状すること
自分の言葉で伝える「他人から借りた言葉」を使わない。必ずオセロをひっくり返る。
人の心を動かせる。それは自分の言葉のみ。
とにかく読んでておもしろい本でした。
30万PVもわかる気がします。まだ、知らない方は是非、購入して読むのをオススメします。