#07 バントヒット
先週に引き続き開催された4年生以下のローカル大会の準々決勝。
K太は今日も7番レフトでスタメンに入った。
<1回表>
先攻で始まった初回の攻撃。先頭打者が珍しく三振に打ち取られるも、内野安打に四球と長打で2点を先制。しかし、6番打者が内野ゴロに打ち取られ、K太までは回って来ず。
<1回裏>
4年生の二枚看板は今日も好調。初回、ピッチャーゴロ二つと三振で三者凡退に抑える。
<2回表>
K太から始まった課題の下位打線。K太は制球が定まらない相手投手の球を冷静に見極め、3-0からの甘い球を打ちに行くもタイミングが早すぎてファウル。でもファーストストライクをしっかり振りに行けたのは、少し試合慣れして来た証拠だろうか。
5球目の高めの球をしっかり見送りフォアボールで出塁し、8番打者の時に2盗・3盗を決め、スクイズで3点目をもぎ取った。
結局この回は1点止まりも、下位打線だけで点数を取れたのは普段出てない組にとって自信になるだろう。
<2回裏>
退団した正捕手の関係でセンターからコンバードされたばかりの一塁手の捕球ミスによる出塁を許すも、他の3人を完璧に打ち取りこの回も0点に抑える。
<3回表>
ローカルルールが適用され、打順に関係なく控えの3人が打席に立ち、三者凡退。
<3回裏>
球数を抑えるために、二枚看板のもう一人に交代し、危なげなく三者凡退に抑える。
<4回表>
1番から始まる好打順。上位打線は注文通りの働きで、三連打の後のランニングホームラン。4人で4点を奪い、なおも相手エラーとヒットが続き、無死1・3塁でK太に打席が回って来た。あと1点取れば交代の場面。
初球のボールは見送り、その間に1塁ランナーが2盗を決める。続く2球目、K太にスクイズのサインが出る。芯を少し外して当てた打球はピッチャー前に高く弾み、捕球した相手ピッチャーはホームを諦めファーストに投げるもK太の足が一瞬早くベースに到達して内野安打。
今回もレガシーの真価は発揮出来なかったが、バントヒットもヒットはヒット。チームでも大事な戦術なので、バントでセーフになれたことは今後にも繋がる事だろう。
<4回裏>
最終回の守り。3番手に交代し、四球とエラーが絡み1点を奪われてしまい、少し締まりが悪くなったが、後続をしっかり断って、結果8-1で完勝した。
前回決めたスクイズは芯に当たってしまったため強く転がりバントヒットにはならなかったが、今回は角度的にはピッチャー正面だったが、バットの芯の少し下に当てて強くバウンドさせることができたので、自分もセーフになる事が出来た。
次は相手の守備位置を見極めて一番アウトになりにくそうな所を狙って転がせるようになれば良いが、一つずつステップアップしていけば良い。
少しずつだけどこのメンバーで正外野手の地位を掴みつつあるK太。今が一番野球が楽しい時かも知れない。これから悔しい思いもたくさんするだろうけれど、それも含めて良い経験になるはずだ。次の試合も頑張って行こう!