オルタナティブ ラジオ体操

子どもたちと学生さん、夏休みおめでとうございます。
夏休み...今は昔。

ということは朝のアレが始まるのですね。
小学校や公園で集ってやるアレ。
ピアノ伴奏から始まる某ラジオ体操。行ったな~。
今や国民的な動きとなったあの曲だけれども、キネシオロジーを学んだ今、私はこの体操から足を洗った。

代わりにやっているのが「14筋体操」だ。

誰でもできる3分ちょっとのヤツ。
手や足の向きが若干細かいけれども、コツを掴めば慣れてくる。
14筋体操以外にもバリエーション豊富なチャンネルである。
夜寝る前の体操や座るタイプもあるから、お年寄りにもバッチグーなのである。
認知症だった父もかれこれ1年半、毎朝やっている。


・・・じゃあ、なぜ、某ラジオ体操はやらないのか。

ものすごくザクッと言うと身体が硬くなるから。

ガチッと力が入るのって体感が整った風に感じるかもしれない。
ところがどっこい、それだけ【壊れやすい】のだ。

受講生同士の雑談中で出た話だったので、実際にあの音楽をかけて試してみた。
いつもの音楽といつもの振りで。
やり終えてから筋反射テストをしてみると、物の見事に身体はカチコチ。
夏の盛りに朝っぱらから頑張ってたのは何だったのか...と思いつつも、「頑張ること」を妄信していた自分に気付かされた。


本当の強さはしなやかであること。
~竹の如く~
それが自然体。


そういえば数年前、香港の超高層ビル群の建設現場を目にしたが、地上何十メートルまで総て竹が組んであった。
しかも足場は何とも無防備で、アスファルトに竹箒がちょこんと佇んでいるみたいだった。
上を見なければ、建設現場なんて到底想像もつかないものだった。
やっぱり「しなやか」は強いのだ。


東洋医学の陰陽五行とか、氣の流れに精通されている人にも是非お勧めしたいものだ。

せっかくの夏休み、カッチカチで過ごすの勿体なくない?
しなやかに行きましょうよ。

バンブ~

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