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恋は、思い込み勘違い
「好きなのかもな。これからも、こうしてくだらない話から深い話までできたらな」
そう思っていたはずなのに。
私のメンタルがやられて元気がなかった時、そんな私への対応で好きか分からなくなってしまいました。
気滅入っていた私が悪いのに、勝手に冷めるなんて最低な女ですね。
一昨日まではそんなことなかった。好きという気持ちは嘘じゃなかった。確かにあったはずなのに、なんで今はその感情が生まれてこないんだろう。
勘違いだったのかなこの気持ち。好きって思い込んでたんだね。
君は、明るくて元気な私だけを見ていたのかな。
「元気になって」だなんて望まれても、私はそう簡単に元気になれないよ。出口のない地獄にいる私は、寂しくて怖くて孤独なんだ。私は、希死念慮に襲われた時には、大切な人の言葉でさえも届かないことを知っている。泣くことより泣けない辛さを知っている。寝ても消えない希死念慮の辛さも。
そのことを知らない君にホッとしたけど、どこか孤独を感じた私がいた。
こんな面倒な私にいつもみたいに話し続けてほしかった。君が私のことを少しでも好いてくれているなら、誰よりもそばに居てほしかった。
君は知らなかったかもしれないけど、実は私ね、家では1人病んでる時の方が多いんだよ。
最近は、君や友達に会ったり楽しみが多くて、元気でいられる日が多かった。病む暇がなかったんだ。
でも、そんな日は長く続かなかった。
ずっと君を癒せるかわいい女の子ではいられなかったよ。ごめんね。
君はこんな辛いことを知る機会などなく、私のことなんて忘れて、幸せになってください。
恋する乙女よ、おやすみなさい。
ゆっくり寝て、迎えに来ることのない王子様の夢を見ましょう。一生、勘違いのできる恋ができる日を願って。