世界のホテル探訪⑨ 🇺🇿ウズベキスタン・ブハラで学生気分になって泊まる
こんにちは。海外旅行ユニットTABTABです。
今回は、ウズベキスタン・ブハラで宿泊した素敵な宿を紹介します。
マドラサって何
宿の紹介の前に、マドラサについて軽くご説明します。
「マドラサ」とは、イスラム教の学校。
11世紀頃、ウズベキスタンの他イスラム圏にいくつも建てられていました。経典のコーランについて研究したり、あらゆる学問を学ぶ場でした。
マドラサは学校でもあり、寄宿舎でもあったので、大きな建物の中に小さな部屋がいくつもあります。
今は、観光スポットになっていたり、お土産やさんのテナントが入ったモールのようになっていたりします。
「ウズベキスタン=マドラサ」のイメージを持つ人も多いのではないのでしょうか。
ウズベキスタンの観光地には、マドラサを改装したホテルもあります。
Amulet Hotel
ブハラの中心部にあるAmulet Hotelは、マドラサを改装したホテル。
中央アジアといえば、チャイハナ文化。
お座敷席のような小上がりは、よく見る光景。
中庭は共有スペース。吹き抜けが気持ち良い。
朝食もこちらでいただきました。
部屋はとてもコンパクト。
学生の寄宿舎だったので、そこは仕方ない。
いにしえの学生気分になれた、素敵な宿でした。
ウズベキスタンのお金事情
ウズベキスタン旅の中、一番の思い出が「お金がない」こと。
ウズベキスタンは普通にクレカが使えると聞いていたので、基本クレカで大丈夫だろうと最低限の現金を空港で両替しました。
ところが、旅先が旧市街とか情緒ある古都だったからか、思ったよりクレカが使えない。
ウズベキスタンの通貨は「スム」。1スムが00.11円くらい。って、ハイパーインフレ?
財布がおっ立つ枚数で五千円くらい。食事を現金で支払っていたら、1、2日でなくなってしまいます。
当然バッグの中はお金でパンパン。
「地球の歩き方」をピッタリ入れるための特注旅用サコッシュも、今回の旅では現金だけしか入りません。
今ならわかる、集金のオッチャンが持ってたセカンドバッグ。
ATMに走ろうにも、こんな調子でお札が入りきらないので開店休業状態。
銀行は、あっても日本円を両替してくれるところは少なく、なかなかに苦労しました。
そんな訳で、旅の後半は金の勘定ばかりしていました。
マドラサで貧乏学生気分を味わいたかった訳じゃない!
ウズベキスタン旅に出るあなたへ伝えたい。
現金持っていって!!!
ドル!!!(2022年4月1日追記)
ブハラ観光
ブハラといえば、世界遺産「ブハラの歴史地区」。
旧市街は、お城やシルクロードの中継地となっていた「タキ」と呼ばれるバザールが残っています。
旧市街から少し離れた場所にある、スィトライ・マヒ・ホサ宮殿も素敵でした。
ブハラ・ハーン王朝時代の離宮。
「月と星の宮殿」と呼ばれる、美しい宮殿でした。
スザニの博物館になっている建物もありました。
お土産にはスザニをどうぞ!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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