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[4]太魯閣の絶景を存分に楽しむ方法/花蓮と台東を旅してきた話。
花蓮と台東を旅してきた。その備忘録を。
<旅のスケジュール> 2024年3月
1日目:太麻里の海風を浴びて自転車を駆ける
台東の美食に舌を唸らせる
2日目:米どころ池上の田園風景に心を休める
花蓮の七星潭で太平洋の音を聴く
3日目:太魯閣の壮大な絶景に心を包まれる
4日目:雨の花蓮で原住民文化に耳を傾ける
[4]太魯閣の絶景を存分に楽しむ方法
台湾の絶景といえば?と台湾人の知り合いに聞くと大体「太魯閣」と答えが返ってくる。カメラが好きなら尚更行くべきだよ、って。
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さぁこの旅のメイン、待ちに待った花蓮の太魯閣。
太魯閣國家公園の太魯閣渓谷は、地殻の隆起と立霧渓という川が大理石を侵食してできた大きな渓谷。総面積は92,000ヘクタール、観光スポットも点々と離れているため観光するにはバス・車での移動が必須。
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太魯閣を楽しむ方法としては、①個人でバスを乗り継ぎながら巡るか、②現地ツアーに参加するか、③チャーターしたタクシーで巡るか。
もっぱら旅人スタイルを通したい自分は、値段を抑えて自由に巡るローカルバス一択と考えていたけど、今回は以下の理由でツアーに初めて参加する。
・清水断崖に個人で行くには相当不便(路線バスがないため)
・ツアーなら今回行きたい場所全て網羅できる
・宿泊するホテルまで送迎付き
・中国語ガイド付きで900元とまあまあコスパ良し
※もしバスを乗り継ぐなら1日乗り放題パス(250元)がおすすめ。しかし1時間に1本程度で最終便も早い時間で終わるため時間配分には注意が必要。
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中国語ガイドは全く聞き取れないけど、集合時間さえ確認すれば問題ない。バスでの移動以外は自由行動なので、写真を撮るにも差し支えない。
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砂卡礑歩道は、日本統治時代に水力発電所の建設資材を運ぶために作られたものを整備した遊歩道。「砂卡礑」とは太魯閣族の言葉で臼歯を意味する。
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台湾の中央部を東西に横断する道「東西橫貫公路」。工事中に何度も崩落が起き、完成までに225名の工事関係者が亡くなったそう。その霊を祀るために建てられたのがこの長春祠。
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霧で頭を隠すほど高い山々と透き通るターコイズブルーの渓流。空まで聳え立つ岩壁と断崖に掘られた洞穴。深々と緑の木々と転がる巨大な大理石。
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太魯閣(タロコ)の地名は、太魯閣族の言葉で「連なる山の峰」を意味する。
ツアーに参加した人を「携帯の写真じゃこの凄さは伝わらないね。」と唸らせるくらい、目の前に現れた絶景は神秘的で圧倒的な存在感を放っていた。
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幸いにもこのカメラのファインダーには、放つ雄大さをそのままに飛び込んできてくれた気がする。もっともっと、旅先で自分が目にした景色と肌で感じた空気感を写真に閉じ込めれるように表現力を高めていきたいななんて思ったりする。
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[補足]
今回のKKdayのツアーで訪れた場所は、清水断崖→太魯閣渓谷入口→砂卡礑歩道→長春祠→天祥(昼食)→九曲洞→燕子口→七星潭。