台湾の離島「澎湖」で絶景と花火に心打たれた二日間。
台湾のハワイという異名を持つ離島、澎湖(ポンフー)に行ってきた。
旅のきっかけは澎湖國際海上花火節、毎年4月〜7月の間、週1~2回花火が打ち上げられる。なんと今年はONE PIECEとのコラボ。
電動バイクをレンタルして友達と二人乗りで島を走り巡る。一日目は北側を巡って島の端っこを目指してみる。
通樑古榕はまるでガジュマルに守られた廟、数年前カンボジアで見たベンメリア遺跡とどこか似た雰囲気を感じた。
初めて見た石敢當。
グルメを味わったり観光地に寄り道しながら島の端っこへ。
島の端まで来るとかなり風が強い。風に負けまいとバイクのハンドルを握りしめて走る。(翌日、右上腕がひどい筋肉痛に見舞われた)
風に煽られながら馬公市内まで戻り、花火大会会場へ。花火自体は21時から10分間、近距離で打ち上げられるので、まるで花火が降ってきそうな迫力があった。
二日目は南側へ。電動バイクなので走行距離と充電スポットを目安にバイクを走らせていく。
この澎湖旅で一番気に入った場所、山水沙灘。「あ、辿り着いてしまった」っていう感想が思わず口から出た。
海の青さに感動した場所はいくつかある。五島列島の頓泊海水浴場、新潟の佐渡島、北海道の神威岬、岡山の王子が岳。
それらに匹敵するくらい
記憶に残る美しい青だった。
本当に良い島旅だった。
「ここ好きだなぁ」とずっと呟いていた気がする。(気のむくまま写真撮ってても「ゆっくりでいいよ〜」と言ってくれた友人に大感謝。)
船のデッキに出て湿気を纏った夜風を浴びる。波の音を聞きながらぼーっと旅を振り返る時間がすごく心地よい。知らぬ間に時間が経っていて、遠くに高雄の街並みが見えてきた。
これからもいろんな場所に足を運んで、そこで目にした美しい景色を心の中にたくさん貯めていきたい。