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風情ある尾道の古寺を巡る 小豆島旅行記#3

 前回の小豆島旅行記の続きをお届けする。
 小豆島からは岡山行きのフェリーに乗り,翌日の午前中は軽く尾道を散策した。


岡山へ

 小豆島・土庄港からは新岡山港行きのフェリーに乗った。行きの高松からの便の運航会社は小豆島フェリーであったが,帰りのこれは国際両備フェリーであり,船内の雰囲気もだいぶ異なる。

土庄港から新岡山港行きのフェリーに乗る
ごま油の工場を横目に島を発つ
さらば小豆島
船内は水戸岡鋭治氏のデザインでおしゃれである
新岡山港に近付く頃には夕暮れ時
新岡山港の手前にある高島という無人島
新岡山港に到着

尾道 古寺めぐり

 翌日の午前中は用事のついでに尾道の街を散策した。
 瀬戸内海に面し,しまなみ海道の玄関口である尾道は,その地形から中世から箱庭的都市として栄えてきた港町である。そんな尾道には多くの歴史あるお寺が点在しており,日本遺産にも登録されている
 尾道には,山肌に沿った細い路地を歩きながらその古寺を巡られる散策路が「古寺めぐりコース」として整備されているので,今回,その散策路の途中まで巡ってみることとした(全て巡った場合の所要時間は3時間である)。

尾道駅を出てすぐの風情ある商店街を進むと途中に古寺めぐりの入口がある
古寺めぐりコースの出発点
石畳の路地を進んでゆく
最初のお寺は持光寺
その次は光明寺へ
光明寺
光明寺には尾道市天然記念物のシンパクがある
小豆島のものに比べると細いが,だいぶ高さがある。
細い路地を進み次は宝土寺へ
宝土寺
古寺めぐりはお次は天寧寺だそうだが…
道をそれて階段を登り千光寺へと向かった
長い階段を登り続けて千光寺に到着
本堂まではもう一息…!
山の斜面に赤くて立派な本堂が佇む
千光寺の先に尾道の街と尾道水道を見る
登ってくるのは大変だったが,素晴らしい景色である。
山鎖修行なるものもあり,鎖伝いに岩の上へ登れるが,荷物を持って登るのはキツそうなので断念した。
このあたりは猫も多い

 今回は時間の都合で古寺めぐりコースを途中までまわり,最後に千光寺に立ち寄ってから岡山へと戻ったが,尾道はまた時間のあるときにゆっくりとまわりたいものである。

 ということで,今回の小豆島旅行は,瀬戸内ののどかで美しい景色を堪能できただけでなく,歴史ある石切丁場跡を巡ったり,アニメのモデル地を巡ったりと,非常に充実した旅であった。


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