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ハワイ挙式する日本のカップルは何組いるの?誰も公表しないから試算してみた。

今、ハワイ挙式をする日本のカップルは何組いるのでしょうか?はっきりとした統計データは公開されていません。

人口減少、婚姻数減少、少子化と人口動態の変化はウェディング業界にとって逆風です。更に、世界的インフレ、長引く円安により海外旅行もし難い環境になっています。

ハワイ挙式の市場はかなりシュリンクしていると思われますが、業界にとって愉快な数字ではないため公表されないのかもしれません。

さらに心理的な側面からみると、結婚式はしばしば他者との比較対象となりやすいイベントです。ハワイ挙式とは、単なる「場所選び」ではなく、社会的評価自尊心の向上や自己実現の欲求を満たすための選択でもあるといえるでしょう。

海外での挙式は「一生に一度の特別な日」を演出するため、周囲の人々からの注目を集めやすく、自尊心の向上に繋がります。また「ハワイで挙式した」と聞けば、それ自体がある種のステータスとみなされることも多く、社会的評価が高まることによって自己肯定感も高まります。

とはいえ、現在の日本の社会環境で一体どれくらいのカップルがハワイ挙式を選択しているのかという情報が無ければ、こうした特別感を評価できません。

そこで本記事では、いくつかの手掛かりを元に年間のハワイ挙式数を論理的に試算してみました。
以下のような方々の参考になると思います。

  • ハワイに関する知識や理解を深めたい方

  • ブライダル業界・観光業に関わる方

  • これからハワイ挙式を考えている方

需要があれば今後も関連記事を共有したいと考えておりますので、ご支援いただけますと幸いです。


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