旅を通じて気づいた温泉の魅力と癒しの非日常空間|たびふぁん 飯塚
こんにちは、温泉ソムリエの飯塚です!
全国各地を旅してきた私が温泉に出会い、どんなことを思ったか、温泉の魅力などをみなさんと共有できればと考え、記事にしました。
ぜひ、こちらもご覧ください!
温泉とは・・・?
日本には山奥にある温泉から、駅近でフラッと行ける温泉まで、ひとことで"温泉"と言っても、様々な温泉があります。
温泉に行く目的は人それぞれですが、温泉という目的から地元の美味しい食事や素敵な旅館、魅力的な風景などを楽しむことができます。
温泉との出会い
はじめての温泉との出会いは、小さい頃で記憶も曖昧です。
そんな曖昧な記憶でも、"熱い湯"と"周りの風景"は今でも覚えています。
私自身、大学生になるまでの旅行といえば、家族との旅行が中心で、ある程度事前に決まった場所に行くことが大半でした。
また、私もまだ各地域にどんな場所があるのかわかっておらず、他人任せに旅の工程をお願いしていたため、そこまで興味を示さず、調べることもしていませんでした。
ですが、大学生になり、自分のアルバイト代で友達とだけの旅行に行ったことから旅の魅力や温泉の魅力に気づくきっかけがありました。(家族旅行以外は修学旅行くらいでした。)
その時は、栃木県日光にある「鬼怒川温泉」へ行きました。
バスに揺られて到着した鬼怒川温泉は、静かで自然豊かな場所で、人はさほどいないものの、落ち着く雰囲気がありました。
さらに、川沿いに立ち並ぶ温泉旅館の方へ。正直、繁盛しているというほど賑わっていませんでしたが、人混みがあまり好きではない私にとって居心地の良い環境でした。
そこまで、宿泊施設も特別に素敵だということでもなかったですが、温泉は温かい湯を楽しめて、日中に観光してきた疲れが一気になくなりました。
実際、温泉には"癒し"効果もあるため、それも実感し、のんびり寛ぐことができました。
温泉には本当に癒し効果あるのか?詳しくはこちらへ。(癒し効果というより、入浴効果ですが、、。)
と、まぁそんな経験をしたことから、月1ペースで旅行に行くようになりました。
温泉メインで行くようにもなり、もともと調べること自体は好きだったので、各地の温泉を調べて、行きたいところをピックアップして、実際に訪れる、といったことをしていました。(それ以外は大学かアルバイト生活の毎日...笑)
青春18切符で、電車にひたすら揺られながら、東北を一周したり、九州を一周したり、自由な気分で旅をしていました。
中でも、東北旅で出会った旅中の風景、景色や温泉にとても魅力を感じました。
東北旅に行ったときに最初に降りた駅が福島県の「会津若松駅」でした。
ものすごい盛んな観光地ということではありませんが、前々から調べている中で、会津若松城と会津東山温泉に行きたいと思っていたので、下車して観光をしました。
会津若松城(鶴ヶ城)は、国指定史跡にも選ばれており、会津若松のシンボルとしても地元の人にも人気なようです。
復元作業も以前にされているようで、非常に美しい姿だなという印象を受けました。
その会津若松城からバスで約20分ほどいったところにあるのが、会津東山温泉です。
上の画像が会津東山温泉の風景。温泉街は閑散としている雰囲気ですが、宿泊客は施設にもよりますが、満室のところもしばしば。
日帰り温泉のお客さんも多いようで、私も「会津東山温泉 原瀧」で日帰り温泉に入り、滝がすぐ近くに見れて、自然に囲まれた幻想的な景色を楽しむことができました。
その後も電車で、東北の各所を訪ねて、いろんな場所を観光していました。
温泉の魅力と癒しの非日常
この旅中で最も「温泉の魅力と癒しの非日常空間」を感じた瞬間が、山形県銀山温泉でした。
この旅は夏に行ったのですが、まさに「日本の田舎」で夏を満喫できる温泉地です。
冬の風景も幻想的で美しいとSNS等でもよく話題になる温泉地。
そんな銀山温泉は、日本の歴史文化、自然、食などこれら全てを味わえて、風景を見ながら、癒しの温泉まで入れるという素敵すぎる場所です!
なかなか、文章と写真画像だけでは、この素晴らしさは伝わらないので、ぜひ一度行ってみてほしいですが、私が『おすすめの温泉はどこ?』と聞かれたら、おすすめする温泉地の一つです。
銀山温泉のレトロな建物と緑の自然風景を見ると、ホッと一息つけて日常を忘れるほどいいところです。(悩みやストレスなどある方には特におすすめします)
何も考えずにボーーっとしながら入る温泉はとにかく癒されます。
東北旅で感じたこの温泉の魅力と非日常な空間を別の場所でももう一度味わいたいという気持ちから今まで以上に温泉旅行や温泉を目的とした旅を楽しみました。
いろんな場所を行くたびに感じたのは、それぞれ違う魅力があるということ、そしてこの魅力は意外とみんなに知られていないのではないか、ということです。
温泉は地方にあることが多く、ほとんどが自然に囲まれている環境にありました。
こうした環境下にある温泉に行くことで、私が感じた温泉の魅力と非日常空間を味わうとともに、のんびり、ストレス解消など癒し効果も与えてくれるため、今の忙しい現代社会にも欠かせないものだと思います。
最後に ~温泉旅のすゝめ~
銀山温泉のような温泉地はもちろん、日本全国には素敵な観光地、温泉は数多く存在します。
ですが、そうした観光地や温泉は意外とみなさんに知られていない場合もあり、現代の情報化社会だと、どんなに素敵な場所でも情報が多く、埋もれてしまうこともよくあります。
みなさんが日本にある素敵な観光地、温泉を知ってもらい、またその魅力について考え、感じてもらうことが一番これからの時代に大事だと思います。
日々、いろんなものに追われる今だからこそ、非日常の空間で「癒し」や「感動」を感じられる瞬間ほど大事な時間はありません。
個人的には、特に10代、20代の方に温泉旅をおすすめしたいです。
心で感じて、言葉にできない気持ちが温泉旅にはたくさん詰まっています。そんな体験を若いうちにできることは人生において、何よりも大切だと考えています。
ぜひ、みなさんも温泉旅をして、温泉の魅力を発見したり、いつもとは違う非日常空間を自分自身で感じて、いろんな体験をしてみてはいかがでしょうか!
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<本日のライター>
神奈川県出身/ 趣味は国内旅行、温泉、読書
温泉ソムリエ/温泉観光実践士などの資格を保有している。
登録者数1万人「ONtabi(温泉botくん)」の企画・運営を主に担当。
学生時代には、青春18切符を使い、東北一周、九州一周旅をするなど全国各地を旅してきた。
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