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本の記録 「改訂新版 書く技術・伝える技術(スーパーラーニング)」

どうもチームメンバーに指示が通らない。
前職までは困ったことがなかったし、どちらかというとメールは要点を簡潔に書いている方だと思っていたのですが、例えば何かの手順をメールでチームメンバーに共有した際に、こちらの意図通りの動きをしてくれる人2割、質問してくる人4割、違う動きをする人3割、やらない人1割みたいな状況。図や箇条書きも使っているのですから、これは私側のメッセージに改善の余地ありかな?と改めてライティングのお勉強し直しを。まずはこの本から。

ライティングといえばバーバラ・ミントさんの本かなと思ったのですが、会社勤め経験のない新人メンバーにもプレゼントして一緒に読んでいきたかったのでこちらを。新人くん、”難しいっす”とのことでした。

この本の目的は ”読み手に負担をかけない” 文章を書くこと。
ポイントを7つに絞ってあって、この本自体もそのポイントを守って書かれています。

実務では長い文章の報告書などを書く機会って正直ほとんどなく、すべてパワポなのですが、欧米では1年かけてライティングを学ぶとか聞くと焦る。以前、昇格試験に論文が必要なところにいたときに事務方のお偉い人に鍛えていただいたことがあり、その試験には落ちたけど論文だけはA評価だった。添削されてみないと自分の文章のおかしさっぷりに気が付かなかったのですよね。

さて、私がこの本で学んだこと。

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7つのポイントもそうだけど、メンタルモデルの意識既知→未知の情報の流れは大事だなあと思う。

メンタルモデルというのは、読み手の予想通りに文章が展開すること。例えば、第一に、、とくれば次に第二がくるよね、みたいなこと。
既知→未知の流れというのは、なんでいきなりこの話が出てるの?
というようなことを避ける、つながりが必要ということ。
そういうのを裏切った文章を書いてしまうと理解度に影響を与えてしまうそうです。ここでいう文章はビジネス文書なので、サプライズとかいらないんですよね。

この通りにかけたら内容は伝わると思うし、伝わらなければ読み手側の問題といえると思います。例文もたくさん載っています。実際に書けるようになるかどうかは訓練次第。
特に今はスピード勝負でじっくり時間をかけて何かを書くことがほぼないので、しっかり内容を伝えたいメールを書くときに意識するくらいが現実的かな。

そして、文章を読んでもらったうえで読んだ人に行動してもらうには、わかりやすい文章にさらに気持ちを込める必要があるなあと感じています。
これまでクールビューティーキャラで生きてきたので、情熱・パッションみたいなものが私からなかなか湧き出てこない。いや、種火みたいなのはあるんだけどあまり人に見せてない。それを放出して盛り込んでいかないと、、。次はそんな本を読んでみようと思いました。

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