一人一台端末の活用をする際に気を付けていること
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こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、学校に普及してきた「一人一台端末のこと」について書いていきたいと思います。
目次は、以下の通りです。
一人一台端末の活用について思うこと
どんどん使ってみるのがまず第一歩
一人一台端末は、兎にも角にも使ってみないことには、大人も子どももそのよさや注意点についてわからないことも多くあると思います。
「大丈夫かなぁ?」と心配な気持ちもあるかもしれません。
心配していたことが無用な心配のこともあれば、実際に警戒が必要だったということもあります。
そのため、リスクやデメリットなど、起こりうることをある程度、想定したり、共有したりした上で、とりあえず使ってみるのが良いかなと思っています。
実際に使ってみるとかなり便利なことは多いです。
今までだったら子どもだけの力では実現が難しかったことなども実現可能になるということも少なくありません。
とりあえず使ってみるだけで、「一人一台端末のよさ」は感じることができると思います。
便利なものだということがわかってくると「どのように有効に活用していくか」といった考えが膨らんだり、「この便利なものが不自由になってしまったら悲しい」という適切な利用に対する意欲?のようなものが湧いてきたりするものです。
とりあえず使ってみることによって、見えてくるものや一歩前進するということも少なくないということです。
どんどん使ってみることで、より良い活用に向けて、一歩あゆみを進めることになるのではないかと私は考えています。
ある程度、自由に使える環境があるか
学校や地域によっては、活用がかなり制限されていることもあるようです。
例えば、授業中以外は使用禁止といった事例です。
理由があってそうなっていることがほとんどだと思うのですが、個人的にはどんどん使って、子どもたちが上手に活用していく力を培った方が今後のためになるのではないかなと思っています。
制限も必要な面があるかもしれませんが、ルールがなぜできたのか、何のために存在しているのかということを子どもと一緒に考えながら、実態に合わせて、活用の自由度を広げていけると良いのではないでしょうか。
こうした活動は、一人一台端末に限らず、ルールや決まりと向き合う姿勢を培うことに繋がりそうな気がしています。
私が気を付けて実践していること
最後に、私が主に気を付けていることのうちの1つについて書いて終わりたいと思います。
メリット・デメリットを子どもと共有して共に考えること
私は、子供達の様子に合わせて、メリット・デメリットについて考える機会や考えてもらうような声をかけるようにして、考えや思いを共有できるようにしています。
なぜなら、一人一台端末の柔軟な運用やルールや決まりとの向き合い方について考えてほしいと思っているからです。
また、一人一台端末をきっかけに、自分の行動と向き合う力を磨いて欲しいとも考えています。
例えば、魅力的なWEBサイトがあったとしましょう。(ゲーム感覚で遊びながら楽しく学べるようなものを想定してみてください)
そのサイトを使えば楽しく学ぶことができるわけですから、使えた方が良いと考える子は多いと思います。
ですが、それに夢中で自分の役割(当番活動)を果たせなかったり、自分の行動に支障(遅刻等)が出たりしてしまったらどうでしょうか。
多分、あまり望ましくない利用だと考える子が多いのではないかと思います。
自分や周りによくない影響が続けて起こるようだと、それを防ぐために、ルールや決まりが新たにできる可能性が出てきます。
例えば、休み時間の利用制限や該当のWEBサイトの閲覧制限などです。
そうなると、活動の自由度が少し下がってしまうことになります。
そのことを踏まえて、「これからの行動をどうしていくか」を考えてもらうように子どもに声をかけるようにしています。
このように、「一人一台端末の柔軟な運用やルールや決まりとの向き合い方について考える」という機会を作れるように気を付けています。
今回は、以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
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