何かの取組が誰か一人のためになっていればそれでもいいんじゃないか?
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こんにちは、旅人先生Xです。
今日は「誰かのためになること」について書いていきたいと思います。
良かったら、のんびり目を通していってみてください。
目次は、以下の通りです。
学校でしている取組を楽しみにしてくれていた子と会って思ったこと
休み時間に理科室を解放して、火山灰が含まれている鹿沼土から鉱石を取り出してみたり、顕微鏡で小さいものを観察したりして遊んでいました。
夏場は暑かったのですが、子どもたちも休み時間に遊びにきてくれて、来た子たちと一緒にワイワイやっていました。
ここ一か月ほど、メダカのお世話や学校菜園の植え替えなどでちゃんとできていなかったのですが、今日、授業終わりに一人の子が「今日はやっていないの?」と尋ねてきてくれました。
最近できていなくてごめんねぇといいながら更新していなかった予定表を一緒に眺めながら、「こりゃいかんなぁ」と思いました。
来てくれた子は「私は理科がとても好きで、色々なことに興味があって…だから来るのがとても楽しみなんだ」と教えてくれました。
私は申し訳ない気持ちになりました。
バタバタにかまけていただけで、「やろうと思えばできる日もあったよなぁ」と反省しました。
授業の片付けを一緒にしてくれたのですが、実験中の道具や水溶液の実験をしているビーカーの中身を覗きながら、「面白そう」と楽しそうにしている子を見て、「もっと頑張ろう」と心から思いました。
楽しみにしてくれている子が一人でも二人でもいるなら、やればよかったという後悔を感じるとともに、自分の取り組みや態度を改めようと思いました。
何だかとても大切なことを教えてもらった気がします。
しなければいけないことじゃないけれど、したら面白いことを可能な範囲で…
休み時間に、理科室を解放することは、別にしなければいけない取り組みではありません。
ノーマルかスペシャルかでいえば、スペシャルな取り組みと言えます。
ですが、先述した通り、小さなそのスペシャルをとても楽しみにしてくれている子がいるのもまた事実。
時間がものすごく掛かったり、そのために割く労力が多すぎるのであれば考えものですが、理科室を解放して、ちょっとワイワイしたり、簡単な体験の機会を設けることは、そこまで大変なことではありません。
つまり、いざやろうと思えば簡単にできるくらいのことなのです。
また、今の私のポジション的には、気軽にやることができます。
何なら、今までにない絶好のチャンスとも言えます。
これから先、今のように気軽にできる保証もありません。
だからこそ、そのチャンスを使って、もっとやってみないのはもったいないと思いました。
継続のこととか、ごちゃごちゃ考えてしまっていましたが、その時にできる、その時だからこそできる、「小さな取り組み」というものに精を出してみるのも面白いんじゃないかと今は考えています。
削れるものをしっかり削るというのも大事な思考ではありますし、私も今まで取り組んできました。
そのようにして生み出すことができた時間を使い、可能な範囲で「スペシャル」を実行していけば、少なくとも現状では、いい感じでバランスも取れると思います。
「削れるものを削る。」とどう向き合うかは、正解のない難しい問題ではありますが、自分なりの解を出すことは可能です。
今の私ができる範囲で、「子どもが学びを楽しめる機会を増やす」というコンセプトで今年度の残りの期間を過ごしていけるようにしたいなと思いました。
明日から、どんな取り組みをしていこうか、私も楽しみです。
こうして考えるきっかけをくれた今日、訪れてくれた子に感謝です。
今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございます😊
ではまた、次の記事でお会いしましょう。
みなさま、皆様、良い一日をお過ごしください。