思い切って作ってみた思い出の「三升漬け」
1610記事目(この記事は約2分で読めます)
こんにちは、旅人先生Xです。
今日は「三升漬けの作成」について書いていきたいと思います。
良かったら、のんびり目を通していってみてください。
目次は、以下の通りです。
思い出の三升漬け
まだ仕事をはじめたての頃、結構遅くまで職場に残っていることがありました。
当時の用務員さんがとても面倒見の良い方で、カップ焼きそばやご自分が作ったものをよく差し入れてくださいました。
その中で「三升漬け」というものがありました。
当時の私は三升漬けがなんなのかわからず「これをカップ焼きそばにいれたら美味いぞ」と味噌?のような見た目のものを渡されて「何だこれは?」と思ったのをよく覚えています。
それを入れて食べたらめちゃくちゃ美味しかったのです。
私は違う意味で「何だこれは!」となり、絶賛しました。
その後、用務員さんは三升漬けを分けてくれて、私は家でも卵かけご飯にいれたり、焼いた肉につけたりしてとにかくハマりました。
もったいなくてちびちび使ったのも良き思い出です。
私が異動となった後も同僚経由で釣具をくれたり、機会があって顔を出した時は、また差し入れをくれたりと本当に良くしていただきました。
もう引退もされていて、会う機会がなかなかないのですが、忙しかった時期を元気に乗り越えられたのはあの用務員さんのお力添えが大きいのではないかと思います。
どうしてもまたあの三升漬けが食べたくて…
もらった三升漬けはとうの昔になくなってしまいました。
しばらく経ってからまた食べたくなり、調べてみたところ、北海道の方の郷土料理?のようなものということがわかりました。
説明が遅れましたが、「三升漬けは、醤油・麹・唐辛子を一体一対一で混ぜて、発酵させたもの」です。
私は山下食品さんのものではないですが、市販の三升漬けをいくつか購入して食べてみました。
美味しいですが、何だか、私が食べたものとずいぶん異なり、甘くてマイルドでした。
私が用務員さんにいただいたものはもっとトゲトゲしくて、ワイルドな味わいのものでした。
私は、思い出補正により、マイルドな三升漬けではなく、ワイルドな三升漬けが食べたくなっているのだということが、この一連のことからわかりました。
その後もなかなか気に入った三升漬けに出会うことができず、半ば、あきらめかけていました。
唐辛子の袋をみて、思いついた自作の道
先日、駅のコンコースを歩いていたら、野菜などを売っているブースがありました。
ちょっと通りがけに覗いてみると、美味しそうな野菜がいろいろありました。
その中には袋に入った唐辛子を見つけたのです。
その瞬間、「三升漬け、自分で作っちゃえばいいんじゃないか?」と思い付きました。
帰宅後、家族に了承を当て、唐辛子と麹、醤油を準備。
昨日、作成を行いました。
用務員さんが、「これをやる時は手袋がないと大変なんだ」と言っていた10数年前の記憶が蘇り、手袋をつけて唐辛子をきっていきました。
ただ切って、混ぜて、消毒した瓶に詰めるだけなので簡単じゃんと思っていましたが、唐辛子を切るのになかなか時間がかかりました。
なんとか瓶に詰めましたが、これであっているのでしょうか…
ワイルドにしたかったので、三升漬けだけど、麹の割合を少なめにしてみました。
3-4週間ほどつけるととりあえず食べられるようになるらしいですが、なんかちゃんと食べられるものになるのかドキドキします。
たまにかき混ぜながら、様子を見ていきたいと思います。
ないなら作ればいいというのは、なかなかに極端かもしれませんが、やってみたら意外と何とか形になることもあると改めて思いました。
皆様も思い出の食べ物があれば、ぜひこの夏、再現にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございます😊
ではまた、次の記事でお会いしましょう。
みなさま、皆様、良い一日をお過ごしください。
いただいた分は、若手支援の活動の資金にしていきます。(活動にて、ご紹介致します)また、更に良い発信ができるよう、書籍等の購入にあてていきます!