学校で子どもがのびのび過ごす時間をもう少し増やしてあげられないだろうか
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こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、「学校で子どもと過ごす時間」について書いていきたいと思います。
目次は、以下の通りです。
①子どもは学校でも忙しい?
行事や学校の取り組みなどによって、子どもたちは休み時間もあれこれやることが多いように思います。
特に、上級生になるとクラブの活動の打ち合わせや委員会活動、学年の行事の企画や運営など、とにかく何かしらのやることがかなりの頻度である気がします。
本来、学校はそうした活動を行う場所なのかもしれません。
ですが、あまりにもゆとりがなさすぎる気がします。
休み時間も5分くらいのところが多く、トイレにいったり、水飲みや手洗いをしていたら、学習する教室の移動もままなりません。
学校や子どもの状況に応じて、ゆとりのある時間を作った方が良いのではないかと私は感じています。
また、家でも習い事づくめの子の割合が多いと子どもは息が詰まってしまいます。
習い事などは家でのことなので、学校がどうにかできる範囲のことではありません。
でも、だからこそ、学校の中ではメリハリをつけてゆとりのある時間とテキパキやる時間をしっかりと設けるようにしたほうがいいと思うのです。
もし、学校の中でも基本的にいつも忙しいのでは、主体性や創造性を発揮するのはなかなか難しいのかなという感じがします。
きっと、心の面でもなかなか安定しにくいのではないかなと思います。
こうしたことからも学校の中で子どもは忙しすぎる傾向にあるのではないかと考えています。
②子どもがのびのび過ごせる時間
子どもがのびのび過ごせるのは、
・休み時間
・自由な活動の時間
といった時間ではないかと思います。
休み時間がもう少し長ければ、体育の着替えをしたり、ゆっくり水分補給や手洗い・うがい、お手洗い、教室の移動などを済ませたりできると思います。
働いていると10分程度は必要ではないかと感じます。
逆に10分あれば、常に急いでいる時間はかなり減るはずです。
また、学校によっては、長い休み時間を設けているところもあると思います。
休み時間を10分に増やしても、そうしたゆとりの時間はしっかり確保してあげたいところです。
休み時間に加えて、自由な活動の時間を設けることができたら、子どもたちは何をするのかなということもすごく気になっています。
自由に活動する時間を設けて、子どもたちがどう使うのか。
これくらい思い切ったことをしても面白いんじゃないかなと思います。
授業にしてしまうとカリキュラムに組み入れなければいけないという拘束があるので、なかなか難しいところはあります。
カリキュラムに入れた場合は、評価の対象にもなります。
自由な時間を評価対象にしてはなんだか元もこもない気がします。
ですが、週に一回程度、学校の裁量などで時間を設けることができたら、子どもも教員ものびのび子どもと過ごす時間ができるのではないかと思います。
難しい側面もありますが、カリキュラムも評価もない、休み時間にも似た自由な時間があれば、ちょっと学校生活の忙しさが和らぐ気がしています。
今の学校に必要なのは、そうした忙しさを和らげるクッションのような時間ではないかと感じます。
③勤務の時間とのバランスが難しいけれど
子どもの忙しさを和らげる時間を作りたいと書いてきましたが、一つ大きな課題があります。
それは、
✅子どもの在校時間が増えれば増えるほど、教員の授業の準備などの時間がなくなる
ということです。
子どもの時間を設けすぎて、教員の仕事が過度に圧迫されてしまうと巡り巡って、子どもに悪影響を与えてしまう可能性が高くなってしまいます。
ここは難しいところです。
ただ、働き方改革を進めるにあたっての1つの目標のようなものにもなりうるかなと思っています。
子どもも教員も伸び伸び過ごせる時間を設けるために、今やっていることを見直したり、削減できることを積極的に減らしたりすることができるかもしれません。
相当思い切りの良い管理職でないかぎりは、学校などの現場で何かを止めるには、わかりやすい目標や理由が必要だと感じます。
だからこそ、「伸び伸び過ごせる時間を生み出す」というのは良い目標の1つになりうるのではないでしょうか。
少しずつ、「子ども」も「教員」もそして「保護者」も伸び伸び過ごせる時間を増やして行けるようにしたいと思います。
何か良い取り組みや工夫があればぜひ教えていただけると嬉しいです。
今回は、以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
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