オンライン授業で広がる可能性
【1分で読めて意味のある情報】
こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、昨今の社会の状況の中で徐々に広まりつつある「オンライン授業」について書いていきたいと思います。
目次は、以下の通りです。
①オンライン授業が導入されたら?
今は、特別な状況下ですが、対面の授業とオンライン授業の融合が日常的に行われるようになったらどうなるのでしょうか?
個人的には、
✅子どもたちの様々な状況に対応した授業ができるようになる
と思います。
例えば、
・大雪や台風などで、天候が良くない日
・体調が悪いけれど、オンラインならできそうという子。
・学校に足が向かないけれど、繋がりはもっていたいなと思う子。
個々のニーズに応じた展開が可能になると思います。
これはとてもすごいことではないかと感じています。
感染症対策から始まった取組ではありますが、よさをそのまま日常に生かしていけたら、これまでよりも柔軟な活動がしていけるかもしれません。
一方で、授業の展開を考えたり準備に時間が掛かったりと課題もあります。
また、体育や音楽、図工など、器具や道具がないと難しい教科に関しては、オンライン授業では活動することが難しいという側面もあります。
教員の勤務の時間や業務量について、インターネットのニュースになっているくらいですので、このあたりの事情とのバランスをいかにとっていくかは、特に大きな課題となると思います。
✅オンライン授業の導入を日常的に行うのならば、業務の精選を行うことがセットでなければ継続は難しいように感じます。
個人的には、授業の配信も楽しいですしし、面白いと感じるので良いのですが、みんなでやっていくとなると話は変わってきます。
機器の使い方の指導や情報モラルやルールの指導などなど、新たな課題を生み出しかねません。
場所によっては実際に、そういったことで困ったことが起きているというのも事実です。
変化が急だったこともありますが、子どもも教員も焦らずに、じっくりとデジタル化していく教育現場に適応していく必要がありそうです。
まず第一歩として、
✅導入についてや運用の仕方について、子どもと一緒に考えたり、教員同士で話し合ったりしながら、試行錯誤していく
ということから始めていくのが良いのかなと実践していて感じています。
②当たり前だった「対面のコミュニケーションのよさ」が実感できるようになる
✅オンライン授業を通して「当たり前を見直せる」
多くの場合、学校にきて、学級で授業を受けるというスタイルが多いと思います。
周りには、同じ学級の子がいて、一緒に協力しながら活動したり、時にはこっそり文房具で遊んだりしながら過ごしていました。
それがオンライン授業では、画面越しには人がいるものの実際には1人です。
子どもたちに聞いてみると繋がりは感じるのですが、なんかこう物足りなさというか不思議な印象を受けると話していました。
そこで感じるのは、「今まで当たり前であった日常のコミュニケーション」です。
対面のコミュニケーションには対面のコミュニケーションのよさがあります。
当然、オンラインでのコミュニケーションのよさもあります。
子どもたちは、オンライン授業を経験することで、
✅双方の利点や欠点を知り、状況に応じて使い分けていくことを肌身をもって学ぶことができる
のではないかと思っています。
違うこと【オンライン】を知ることでから、今のこと【対面】をさらに知ることができるという視点もまた得ることができるかもしれません。
当たり前を見直すというのは、なかなか難しいことです。
そもそも、日常に溶け込んでいるから「当たり前」になっているからです。
オンラインでの授業という非日常に触れながら、日常の変化を感じるのは、ある意味、貴重な経験といえると思います。
✅オンライン授業の導入によって、活動の幅が広がると同時に考え方や感じ方にも広がりがどんどん出ていくように思います。
学校現場のデジタル化に子どもたちが柔軟に対応しながらできることを増やしていく姿を見ていると「すごいなぁ」としみじみ感じます。
私たち大人も「しなやかさ」をもって、変化を楽しんでいきたいところです。
今回は、以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
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