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読んでくれたら嬉しいnote

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#エッセイ

パリの人の温かさに触れられた、小さなホテルの話

パリに着いた最初の日、ホテルにチェックインした後、夜の凱旋門を見に行った。 ところが、シ…

手塚 大貴
5か月前
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グリーンランド経由パリ行きで感じた、「窓側の席」の至福

どんなに長距離のフライトでも、飛行機に乗るときは、窓側の席に座るのが好きだ。 とはいえ、…

手塚 大貴
6か月前
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オランダの旅でミッフィーが気づかせてくれた、「ぬい撮り」の面白さ

何年前かの春、山梨へ桜を見に行ったときのことだ。 美しく咲き誇る桜にカメラを向けていると…

手塚 大貴
7か月前
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14年前、真夜中の香港で助けてくれた、あなたへ

お元気にしていますか? ……と書いても、あなたは僕のことを、もう覚えていないかもしれませ…

手塚 大貴
9か月前
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赤ちゃんが泣く機内で、さりげない優しさを見た話

国内でも海外でも、飛行機に乗っていると、機内で赤ちゃんが泣き始めてしまう光景に出会うこと…

手塚 大貴
9か月前
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ただ「今」だけを生きるために、旅に出る

海外へ旅に出るとき、いつも思うことがある。 いや、正確に言えば、国際線の飛行機に乗り込ん…

手塚 大貴
10か月前
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もしタイムマシーンがあったなら、『深夜特急』の頃の香港へ行きたい

村上春樹さんの紀行文に、「もしタイムマシーンがあったなら」という短編がある。 そんな書き出しで始まる紀行文の中で、村上さんは、1954年のニューヨークに飛んで、当時のジャズクラブに行きたい、と語っている。 さて、その紀行文を読み終えた僕は、もちろん思い巡らすことになった。 はたして僕だったら、一度きりのタイムマシーンで、どこへ行きたいと思うのだろう、と。 正直、今の世界を旅できるだけで十分、と満足している僕は、過去の世界へ行きたいとはあまり思わない。 フランス革命の

海外旅行帰りに食べる、吉野家の牛丼の美味しさについて

海外の旅から帰ると、真っ先に食べたくなる、日本の味がある。 飛行機が成田空港に着陸し、し…

手塚 大貴
1年前
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海外へ旅に出ると、マクドナルドに入りたくなる

海外へ旅に出ると、マクドナルドに入りたくなる。 せっかく海外まで来たんだから、その土地の…

手塚 大貴
1年前
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イギリスの普通の町が、「一生忘れられない町」になった旅

どこか、イギリスの普通の町へ行きたいと思った。 有名な観光地でもなく、穴場的なスポットと…

手塚 大貴
1年前
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イギリスへ旅に出たら、その朝食に「幸せ」があった

イギリスへ旅に出ても、その「食」については、ほとんど期待していなかった。 あの村上春樹も…

手塚 大貴
1年前
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もう会えないから、忘れられない。旅で得た「心の財産」

以前どこかで、海外ひとり旅の魅力を紹介する記事の中に、こんな一項を見たことがあった。 「…

手塚 大貴
1年前
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ちょっとの心遣いに助けられた、13時間の飛行機の旅

国内線も国際線も、飛行機に乗ったら、窓側の席に座るのが好きだ。 単純に、窓の下に広がる、…

手塚 大貴
1年前
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旅をすればするほど、「行ってみたい場所」は増えていく

旅をすることは、世界中にある「行ってみたい場所」を、ひとつずつ減らしていく過程なのだ。 20代の頃、海外を旅するようになった僕は、そんなふうに思っていた。 巡ってみたい国、歩いてみたい町、見てみたい風景。心の中にあるそんな一つひとつに、確かなチェックマークを入れていくことが、旅をするということなのだと。 たった1度きりの人生、「行ってみたい場所」へいっぱい旅に出て、いつか年を取ったとき、こんなことを思いたかった。 「行ってみたい場所」へはほとんど行ったから、もう旅に未