元コスプレイヤーの女子大生が学んだ「自分の身の守り方」

私は元コスプレイヤーだ。
別に隠すことでもないが、まぁ広めたい訳でもない。

コスプレについては色々と語りたいことがあるが、今日は一言だけ。

コスプレとは作品への愛を伝えるための表現活動の一つである

これだけは言っておく、エロでは無い。
なぜその結論に至ったのか、詳しい話はまた後日。

しかし、
レイヤー活動をしているとただの一般オタクであるレイヤーが、いわば「アイドル視」されることがある。

例えば、あるコスプレイベントに参加することをツイートすると
「なつなんかいさんも参加されるんですね、あいに行きます」
とリプが来たり。

またはイベント会場で「先日コミケで撮影させていただいた者です」と言われて(いや……どちら様でしょうか……)となったり。

うーん……怖い。かも。
身の振り方次第ではあるものの、レイヤー活動は『一寸先は闇』なのだ。

私がレイヤー活動を通して最も学んだことは、自分の身の守り方 特に、自分が思っているより、自分には性的な需要があるということだ。
レイヤーとしては作品への愛を伝える二次創作だとしても、それを邪な目で見る輩は一定数存在する。

あ、1度も大きな闇に吸い込まれたことは無いのでその点はご安心を。

そんなレイヤー活動の闇に陥らないために、私が気をつけていたことが具体的に3つある。

①フォロバ禁止

会ったことは無いがTwitterやインスタに掲載しているコスプレ写真を見てフォローしてくる「コスプレ好き」の方がいる。

同性のレイヤーさんならいいのだが、
ただコスプレを見るのが好きなタイプもいる。
そういう方をフォロバすると後々面倒なことにもなるのでやめておこう

マインドは女優さんの公式アカウント✨


レイヤーは主に「フォロワーを増やしたい」タイプだ。だから他のレイヤーを積極的にフォローしてフォロワーを稼ぐ

しかし、これがコスプレ界隈以外の「フォロワーを増やしたいタイプ」の格好の餌場ともなっているのだ。
そしてこの類のアカウントはなんか怖い。
例えば、相互フォローだったこの類アカウントのフォローを辞めたことがある。するとすぐに「フォロー外されたんですね 残念です」というDMが来た、
なぜ逐一観察しているのか、とても怖かった。

また、イベント会場では後日撮影した写真をDMで送って貰うために、Twitterの連絡先を交換するだろう。

Twitterの仕様上、相互フォローでない場合にDMが出来ないことがあるため、カメラマンさんをフォロバするのはOKだ。
しかし、このカメラマンさんのフォロワーとの付き合い方も注意が必要だ。

ここからはそれについても解説していこう

②少しでも危ないと感じた人には近づかない

・際どいコスプレをよくいいねしている
・ギャルゲー系の趣味がつよい
・ツイートの数が多い割にいいねがついていない(かまってさん)

もし、フォローしたカメラマンさんの普段のツイートやその他のアカウントのツイートを見てこのような特徴があった場合、注意が必要だ

最初はアニメの話題やグッズの話題で盛り上がり、友好的なネ友になってくれるだろう

しかし、全く関係のない普段のツイート
『今日はアキバのメイトに行ってきました』みたいなやつに
「僕も今日居ました、お会いしたかった」というリプが来たり……
これが結構怖い

レイヤーからすると、沢山会ったカメラマンさんの1人だが、彼らからすると現場で会ったアイドルなのだ。
出来れば、必要以上にリプやDMでやり取りするのも避けた方がいいφ(．．)ﾒﾓﾒﾓ

そいつの顔を私は知らないけど、アテクシの顔はもう覚えられているということ

必要以上の接触はしないことが大切だ(*•̀ㅂ•́)و✧

③イベント以外での接触はしない

オフ会は私もすることがあるが、コスプレ界隈のオフ会には注意が必要である。

イベントで出会った女性のレイヤーさんにお誘いを受けて後日撮影に参加するのはOKだ。どうぞ楽しい撮影会を👋
(時々、女性レイヤーでも距離感を間違える人がいるので気をつけて)

でも、男性のカメラマンさんと後日個人的に会うのは言わずもがなリスクがある
……説明は要らないよな、やめておこう。(´ºωº｀)

さて。

あれこれ色々と書いたが、
とにかく自分の身を守るためには自分が思っているより、自分には性的な需要があることを認識することだ。
たとえそれが思い上がりでも、リスクヘッジすることに越したことはない。

そして、大事なことなので2回言おう

コスプレとは作品への愛を伝えるための表現活動の一つである

断じてエロではない。

身の振り方を考えれば、レイヤー活動はとても楽しいものになるはずだ。

何より、自分の好きな物を好きです！大好きです！！って言えることは絶対に良い事なのだ‪

🐹ﾍｹｪ

私も今でこそ活動を休止しているものの、
進路などの諸々の状況がゆるせばまたコスプレがしたい

だって、私はアニメが大好きなので。
アニメを作った監督さんやプロデューサーさん、
アニメーターさんや音響さん……

とにかく制作した全ての人に、私なりの方法で 大好きって伝えたいから。