食物アレルギーの子どもの保育園選び。元保育士が教えるポイント3つとは?
「子どもに食物アレルギーがある。保育園や幼稚園はどうやって選べばいいの?」
そう悩んでいるお父さん、お母さん。お子さんに食物アレルギーがあると園選びの不安は人一倍あるかと思います。
この記事では、実際に食物アレルギー児(1歳児クラス 小麦・卵アレルギー)を育てているtaberugiライターの神田ちあきが、元保育士という視点から保育園・幼稚園選びのポイントを紹介します。
実際に我が家の保活の体験談や元勤務先のアレルギー対応もお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
保育園・幼稚園選びのポイント
ひとえに保育園・幼稚園といっても、食物アレルギーへの対応はさまざまです。どのような対応をしているかを確認しておきましょう。
チェックリスト
絶対に確認しておきたいポイントは以下の3つです。
✓食物アレルギーにどのように対応しているか
✓食物アレルギー児の受け入れ経験はあるか
✓食物アレルギー児の給食は?代替食?除去食?
それでは1つずつ詳しく解説していきます。
①食物アレルギーにどのように対応しているか
園としての食物アレルギーの対応を確認しましょう。
幼稚園で多いのですが、外部に給食を委託している関係でアレルギーに対応していないこともあります。
今まで勤務してきた園と子どもが通っている園から、食物アレルギーへの対応は大きく3つにわかれます。
アレルギーがある子どもも一緒に食事をする園。
アレルギーがある子どもはテーブルを分けて食事をする園。
アレルギーがある子どもにはアレルギー対応エプロンをして1対1で対応する園
子どもの食物アレルギーの程度によっては、職員が1対1で対応してくれる方がいいかもしれませんし、そこまでしなくてもいいと思うかもしれませんのでぜひ考えてみてくださいね。
②食物アレルギー児の受け入れ経験はあるか
アレルギー対応の経験があるかどうかを入園前に聞いておくことをお勧めします!
経験がある園ですと、アレルギー発症したときの頓服薬の預かりが可能だったり、対応の研修をしていたりするので安心です。
実際に複数の園を見学して、すごいなと思った園は、アレルギー発症したときの頓服薬にエピペンを処方されているケースを想定して、お医者さんを呼んで研修を行っているとのことでした。
③食物アレルギー児の給食は?代替食?除去食?
給食の対応は園によって、本当にさまざまです。園の数だけ対応があるかもしれません。私の実際の保活ではこんな園がありました。
どの園を選択するかによって、毎日お弁当を作るかどうかが変わります。共働き世帯で子どもに毎日お弁当を作るのは、けっこう負担ですよね。
給食は毎日のことなので、可能なら実際に献立を見せてもらって説明を聞けると安心できるかと思います!
実際の小麦・卵アレルギーの子どもの保育園生活
1歳児クラスの我が家の第二子のリアルな保育園生活はこちらの記事からご覧ください。イメージがつくかもしれません。
いろいろなタイプの保育園・幼稚園がある
夏の時期は、来年4月に入園を希望する親子たちの保育園見学ピークです。最近は、特徴があるたくさんの保育園・幼稚園があります。
例えば、お勉強に特化している園、園庭にこだわっている園、保育内容に力を入れている園、お稽古に通わせてくれる園。
年単位で子どもが通う場所ですし、長い時間を過ごす場所になります。お父さん、お母さんが園に対して希望や期待を持つことは自然なことです。
でもね、土台にある「安心して預けられる」環境かどうかをぜひ視野に入れておいてくださいね。
この記事がアレルギー児を持つ子どもを持つお父さん、お母さんの園選びの一助になりますように!
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