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【インタビュー】食物アレルギーと向き合う食事管理#食事管理で気をつけていること

食物アレルギーを持つと、日常の食事から外食まで、多くの注意が必要です。

今回は、卵とそばにアレルギーを持ち、日々工夫しながら生活しているTさんに、アレルギーとの向き合い方や食事管理で気をつけていることについてお話を伺いました。

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食物アレルギーを持った創業者を始めとするメンバーが、食物アレルギーをお持ちのすべての方々が安全で楽しく食事をするための一助となるべく、さまざまなサービスを提供しています。
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1. 自分がアレルギーだと気づいたのはいつごろですか?

Tさん:一番古い記憶は小学生の頃の給食ですね。私だけ特別なメニューが用意されていて、それが普通のことだと思っていました。

仲の良い友達も同じように対応されていたので、特にネガティブな印象はなかったです。

ただ、外食中に田楽を食べたとき、味噌に卵が入っていて反応してしまった経験もありました。そのときは喉がだんだん締まるような感覚があって、とても苦しかったことを覚えています。


2. ご家庭での食事管理で気をつけていたことはありますか?

Tさん:家では、料理に使う調理器具やお皿を分けてくれていました。

アレルゲンが他の食材に混ざらないようにする工夫をしてくれていたおかげで、家での食事では安心して食べられましたね。

また、「将来、食べられないままだと困るかもしれない」という考えもあって、少しずつアレルゲンを混ぜた料理を試していました。

卵を少量使った料理を作ってもらい、自分がどの程度なら大丈夫なのかを確認する経験も良い機会だったと思います。


3. 外食時に気をつけていることやヒヤリとした経験があれば教えてください

Tさん:外食の際は、事前確認が必須です。小さい頃は親が確認してくれましたが、成長するにつれて親と一緒に確認したり、自分で店員さんにアレルギーがあることを伝えるようになりました。

外食で一番ヒヤッとしたのは、さっきお話しした田楽を食べたときです。味噌に卵が含まれているとは知らずに食べてしまって、喉が締まるような症状が出ました。

対応手段がなく、ただひたすら吐きながら耐えた記憶があって、それ以来は必ず店員さんに詳しく確認するようにしています。


4. 日々の食事管理や買い物で気をつけていることはありますか?

Tさん:スーパーで買い物をするときには、惣菜や調味料のラベルをしっかり確認しています。

特に過去にアレルギー反応が出たことがある味噌などの商品は、必ず店員さんに確認しています。

少しでも不安な食材については、少量ずつ食べて様子を見るのが習慣です。のどに異変を感じたらすぐに食べるのを止めるようにしていて、無理はしないようにしています。


5. 最後に、アレルギーと向き合う中で大切にしていることを教えてください

Tさん:「確認を怠らず、不安なものは避ける」ことですね。

安全でおいしい食事を楽しむために、事前の確認や準備は欠かせません。

アレルギー対応の食事管理には手間がかかりますが、その分安心して食事を楽しむことができると思います。


インタビュー後記

食物アレルギーとともに大人になったTさんですが、子どもの頃にアレルギーに対してネガティブな印象がなかったとのお話が印象的でした。

アレルギー児を育てている親のみなさん全員に希望が持てる発言だったのではないでしょうか。

また、外食時に親が確認するだけでなく、段階を追って一緒に確認する、自分で確認するように促すとしていることも参考になりますね。


アレルギーがあるお子さんをお持ちのご家族は、外食に行くのも一苦労で、不安が先行してしまうこともあります。

taberugiでは、家族全員が安心して食事をする選択肢が増えるように、これからもお役に立てるようなレストランの情報を発信をしていきます。

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最後まで読んでくださりありがとうございました。



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