【読書マラソン】起業家の思考法
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■概要
-起業家として成功したいのであれば別解力が必要である-
これまでの学校教育で”正解”である優等生的解答だけでも自分らしい解答だけでも完璧ではない。別解力と合わせて3つを掛け合わせた解答、企業戦略こそが必要である。
別解力とは何なのか?どのような環境下、日常の過ごし方、マインドセットで醸成されていくものなのかを著者自身の経歴から遡り、記されている。
著名起業家を輩出し続けている慶応義塾大学SFC時代から、起業、リクルートでの新卒時代など華々しい経歴の裏には常に周囲とは異なる思考法、努力、多動があってこそなのだと痛感する1冊。
■読書対象者
・起業、独立を目指している方
・大学生、高校生
■感想
◉おすすめ度
★★★☆☆(3)
◉僕視点となるが、起業に必要な思考を再確認させて頂いたという一冊となった。というのも、常日頃、数々の歴代起業家たちの著書や講演に足を運んでいるため、やはりこのような思考法が必要なのだと改めて痛感した、
という背景があるためだ。ただし、そこまで読書をしてきていない方にはかなり痛烈な1冊であると思う。
ただし、別解力、という言葉がかなり的を得た表現であると僕は考えていて成功しているビジネスパーソンに共通している漠然した視点、を的確に表現した言葉であるなと思った。
実際にこの別解力がなぜ大切なのか、どのような場面で生かされるのかを著者である平尾氏の経歴をもとに記されているので納得感を得られるのと同時に「自分も行動しなければ」と強く動かされる。
この多動力については、堀江氏や藤田氏の共同著となった「心を鍛える」でも同様に感じたことだが、下記youtubeのビズリーチ創業者の南氏の講演もぜひ参考にして頂きたい。
南氏 講演動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=8dDq9pLkvE0
話が若干逸れたが、「起業家の思考法」は読了しやすいようにわかりやすい文章に、補足イメージ図もあり読み進めやすい。また、コンパクトな構成となっており僕は2日間で読み終えた。
読書離れしている方、読書が苦手な方にとってもおすすめの一冊となっているので是非、手にとって頂きたい。