記事一覧

私の人生における阪神(前編)

2023/09/14阪神タイガースが実に18年ぶりにペナントレース優勝を果たした。 前回優勝した時は私も小さかったため、優勝した記憶はあってもそれがどう言う事なのかについて…

Tkinter
1年前
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些細な気づき

些細な気づきはそれだけではわざわざ言葉にするほどのことでもないが、連続するとわざわざ言葉にしたくなるものだ。 私の今の職場での唯一の楽しみといえばお昼ご飯だ。 …

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1年前

心身か身心か

近頃、心と身体は繋がっていると言うことをひしひしと感じる。 片方が崩れると、もう片方も崩れてしまう。 一方で片方が健やかだと、もう片方もまた健やかになったりする…

Tkinter
1年前
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箱の中身

好きなミュージシャンの定義を考えてみる。 まだ確たる定義は定まっていないが、「そのミュージシャンの曲のカバーが好き」は定義其の一である事まではわかっている。 「…

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1年前

レコードプレイヤーを買った話

2023/8/8 念願のレコードプレイヤーが家にやってきた。 8/8といえば、元カノのたんじょ、いや、ビートルズのアビーロードが撮影された記念すべき日だ。 最初に手に取るレ…

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1年前
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夏の太陽は何を照らすのか

夏が来ると、決まって一度はどうしようもないくらい悩み、途方に暮れ、何のやる気も出ない時期が訪れる。 今年の6月頃からか、来る夏に備えて体を鍛え始めた。今年の夏は…

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1年前

救われた話①

誰しも人生において苦しい時期があるはずだ。 そんな時に誰かの何気ない言葉や仕草に救われた経験はあるだろうか。 以下は私が誰かに救われた経験を忘れないように記した記…

Tkinter
1年前
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私の人生における阪神(前編)

2023/09/14阪神タイガースが実に18年ぶりにペナントレース優勝を果たした。

前回優勝した時は私も小さかったため、優勝した記憶はあってもそれがどう言う事なのかについてあまり理解していなかった。
覚えていることとすれば、イオンの一階が阪神の横断幕でいっぱいになっていた事くらいだ。

大阪出身の父親の影響で幼少期から自然と阪神やオリックスといった関西の球団を応援するようになっていた。

兄と2

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些細な気づき

些細な気づきはそれだけではわざわざ言葉にするほどのことでもないが、連続するとわざわざ言葉にしたくなるものだ。

私の今の職場での唯一の楽しみといえばお昼ご飯だ。
お昼のメインホールはお弁当屋さんが美味しそうなお弁当を並べ、それを目当てに多くの人で賑わう。

私はいつもそこでお弁当を購入し、病院の待合室にありそうな大きな丸いソファーの大体真ん中あたりで、植物が植えてある台をテーブル代わりにして食事を

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心身か身心か

近頃、心と身体は繋がっていると言うことをひしひしと感じる。

片方が崩れると、もう片方も崩れてしまう。
一方で片方が健やかだと、もう片方もまた健やかになったりする。
心身健康に片ちんばは存在しないのだろう。

私にとっての心身比率はその大半を心が占めている。大きな声では言えないが、私の病のほとんどは心が不健康なためにおきる仮病が多い。

そんな心身比率を持っている私も、近頃は身体の健康志向が増して

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箱の中身

好きなミュージシャンの定義を考えてみる。
まだ確たる定義は定まっていないが、「そのミュージシャンの曲のカバーが好き」は定義其の一である事まではわかっている。

「好きだからこそ本家しか聞きたくない」と思う事はむしろ少ないかもしれない。

ふと、自分が弾き語りのYouTubeチャンネルを開設した時のことを想像してみる。

名前はどうしよう。
あんまりダサい名前は嫌やな、かと言って自分と全く関係ない名

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レコードプレイヤーを買った話

2023/8/8 念願のレコードプレイヤーが家にやってきた。
8/8といえば、元カノのたんじょ、いや、ビートルズのアビーロードが撮影された記念すべき日だ。

最初に手に取るレコードは決まっている。
アビーロードが手元にある事は必須ミッションだ。ビリージョエルにロンドンコーリング、ビル・エヴァンスも欲しい。

吉祥寺に18時には着いておきたいな。
8-17時の時差出勤をする事にした。起床時間は6時だ

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夏の太陽は何を照らすのか

夏が来ると、決まって一度はどうしようもないくらい悩み、途方に暮れ、何のやる気も出ない時期が訪れる。

今年の6月頃からか、来る夏に備えて体を鍛え始めた。今年の夏は人生で1番アツいものにしてやろう。2023年を若返りの年と謳っていた私は、この夏に賭ける情熱が例年とは違っていた。

今年こそは俺が夏の主人公やな

こんがり焼けた肌で、気の合う仲間と夏らしいイベントをし、側から見たら遅れてきた青春を謳歌

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救われた話①

誰しも人生において苦しい時期があるはずだ。
そんな時に誰かの何気ない言葉や仕草に救われた経験はあるだろうか。
以下は私が誰かに救われた経験を忘れないように記した記憶の羅列である。

コロナ禍のダルビッシュ

2020年、新型コロナウイルスが世界中に蔓延し人々の生活は大きな制約を受けた。
当時大学3回生だった私は、緊急事態宣言により学校の授業もアルバイトもできず、一日中家の中にいる生活を強いられた。

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