「邂逅の惑星~30億年の出会い」|遥かなる星々の物語 第二章
目次
第一部 「 君臨する者 」
第一話 言葉を操る者
第二話 原始文明の王
第三話 蒼き稲妻 赤き猛火
第四話 炎を操る者達
第二部 「 対置する者 」
「 対置する者-1 」
第一話 事象の地平面
第二話 尊き犠牲
第三話 選択
第四話 それぞれの惑星へ
「 対置する者-2 」
第五話 智将
第六話 鉛色の巨兵
第七話 接触
第八話 深化
第三部 「 運命を歩む者 」
第四部 「 神々と呼ばれし者達 」
第五部 「 残された者達 」
キャラクター紹介
第一部 君臨する者
□ニーヴァ(テュケ)
原始文明、カルーン文明の王。
黒い武具(ネスウト)を身に纏い、砲弾型の壺を祭壇に祀る支配者
□ムメン
カルーン軍を治める将。ゲブとヌトの次男
□黒い鋼の外骨格を持つ種族(ハペプ)
大地の奥深くに眠る最強の種族
□東の辺境の地から来た旅人
世界を旅し、浮遊鉱石の情報をラァーに伝える
□ヤァー族
東の辺境にある海に囲まれた大陸の対岸で暮らす種族。
かつて東の辺境にある海に囲まれた大陸で暮らしていたが、炎を操る者達にその地を追われた
第二部 対置する者
〔UNIT-9〕
□クリス・ファレル(Chris Farrell)
人類移住計画を担うUNIT-9のリーダー。
元軍人。人間らしい曖昧さをにじませながらUNIT-9を率いる。
TU (Terraforming of the Earth and Space union/地球圏再生計画組織)に所属
□クローディア・ミシェル(Claudia Mitchell)
生物学者で責任感の強い女性、TU に所属するUNIT-9のメンバー。
凍結保存された卵子を、移住先のRoss 128b星へ運ぶ任務を密かに担う
□カーター
UNIT-9のサポートをするヒューマノイド。
クローニングされた男女の子供たちを、移住先のRoss 128b星へ連れてゆく任務を密かに担う
□マクシミリアン・シュミット
宇宙物理学者の黒い肌をした大柄の男性。UNIT-9のサブリーダー
□アーネスト博士
物理学者。TU に所属するUNIT-9のメンバー
□アートン
科学者。TU に所属するUNIT-9のメンバー
□オスカー
科学者。TU に所属するUNIT-9のメンバー
□マイヤー
生物学者。TU に所属するUNIT-9のメンバー
□鉛色の兵士
赤き業火を操る種族。UNIT-9に配備されている戦闘兵器(モバイル・トルーパー)
〔カルーン軍〕
□ムメン
カルーン軍を治める将。先端が二股に分かれた巨大な槍(ウアス)を持つ巨人
□ネイト
武器を考案、製造する事を得意とする、知性の高いカルーン軍の重臣
□カブラル
ウプウアウトの側近。事前に黒い物体を偵察し、その情報をセトに伝える。
□雷神の盾を持つ兵士(アイギス・メシェア)
セトの精鋭部隊に所属する兵士。蒼き稲妻を放つ雷神の盾(アイギス)を装備する兵士。黒い鋼の外骨格を持つ種族(ハペプ)の末裔と考えられている
□ヤァー族
東の果てにある大陸で暮らす猿人類
第三部 運命を歩む者
□カフラ
純粋で心優しき性格で、カルーン族の次世代の王と期待されている重臣。
ゲブとヌトの長男
□モントゥ
ニーヴァの護衛。一時カフラを守る旅の護衛として東南の大陸に旅に出る
□ネフティス
天真爛漫で美しい女性。ゲブとヌトの次女で、セトの妻。
□ホルフレー
モントゥが一番に信頼を置く、愛弟子(息子)
□ヌーク
クパ族の長。
東南の大陸に近い対岸に暮らす、カルーン族に友好的な種族で、陸と海を生活の場とし、農耕に長けている。
穏やかな雰囲気を感じさせ、顔は中心に折れ目があるひし形をし、まだら模様の皮膚をしている。
□マトケリス
クパ族の重臣。
東南の大陸に詳しく、そこに住むラーム族と親交がある。オシリスを”見えない何か”が住む地、エーレに案内する。
□ラーム族
東南の大陸に住む、ヤァー族より一回りも小さい、野生生物に近い種族。
□レヴィア / レヴィアサン / ハペプ
瑠璃色の湖に住む太古の生物
□冥界の王 (黒い影)
光の矢に射抜かれたネフティスを助ける未知の存在。
第四部 神々と呼ばれし者達
□テム
ニーヴァ(テュケ)の父にして、始まりの神。旅の途中で、砲弾型の壺を拾う。
□カフラ
カルーン族の次世代の王と期待されている重臣。
その優しさ故に、子供を守るためにモースティア族の追跡者に捕らえられてしまう。ゲブとヌトの長男。
□アセト
農耕を司る美しい女性。ゲブとヌトの長女で、カフラの妻。
□セクメト
モースティア族の王 / ホルスとテフヌトの長女。
モースティア族を統治したホルスと共に、モースティアの地に移り住むが、程なくしてホルスは戦の傷で亡くなり、その心労でテフヌトも亡くなってしまい、幼くしてモースティア族を支配する王となる。
その両親を亡くした原因がテュケ(ニーヴァ)にある事を知ると、テュケ(ニーヴァ)を深く恨み、モースティア族を率いて、カルーンの都を襲う。
□ゲブとヌト
ホルスとテフヌトの兄妹
ホルスのモースティア族進攻の際、まだ幼く、カルーンの都でホルスとテフヌトの帰りを待っていたが、その両親が亡くなると、親族であるテュケ(ニーヴァ)が彼らを受け入れ、家族となった。。
□ムメン
カルーン軍を治める将。先端が二股に分かれた巨大な槍(ウアス)を持つ巨人で、蒼白く輝く浮遊する鉱石を求めている。バイタル・トレーサー(生体追跡者)の能力を身に付けている。
□ウプウアウト
セトの右腕、東南の大陸全土を周り、ホルフレーが乗る翼竜に乗り根拠地フシに戻って来た。
□ホルフレー
モントゥが一番に信頼を置く、愛弟子(息子)。
カフラの命によりクパ族の戦士と共に、ムメンとの連絡隊の任務に就き、その途中で、翼竜に乗る種族と出会い、翼竜を操り根拠地フシに辿り着いた
□黒い外骨格を持つ兵士
ハペプの子孫。
黒々とした鎧とも違う何かを身に纏う異様な雰囲気を漂わせる兵士。
□ヌイ/旅人 (短剣を持つ術者)
モースティア族の血を継ぐ者。
美しい装飾が施され、精巧に造り上げられた白い鞘に収まった短剣を持つ、モースティア族の地を継ぐ神官。
幼き頃に、カルーン軍を率いて侵攻して来たホルスとの戦いに破れ、一族は後継の男児(ヌイ)を連れて、密かにモースティアを脱出し、再起を図る旅に出る。
その旅路で、男児(ヌイ)は成長し、立派な成人となると、自らの名前を大陸で伝えられている大地を意味する言葉、ヌイと名乗り、その腰にはマケの短剣を身に付け、モースティアの血を継ぐ神官へと成長してゆく。
成長したヌイは、ある時、求めていた知性を持つ種族、炎を操る者達に出会い、捕らえられてしまい、必死にそこから脱出したが、信頼を置いていた仲間達は亡くなり、孤独となるヌイ。
希望を失い、心神喪失のまま歩き出すと、砂漠の真ん中で助けられ目覚める。
そのヌイの目の前には、かつての敵、カルーンの都がそばにあった。
□体毛の薄い細身の少数種族
灼熱の大地をも生活の場とする種族。ヌイの旅仲間
□角を生やした山鹿に跨る種族
山岳地帯を生活の場とし、舟など道具も造る。ヌイの旅仲間
□血まみれになった種族
捕らえられた瀕死のヤァー族
□アーマト(アー族の長)
東南の大陸、北東地域に暮らす猿人
□マトケリス(クパ族の重臣)
東南の大陸から戻ると、オシリスと共にカルーンの都を訪れ、戦火で荒廃した大地を蘇らせ、カルーン族に農耕を教える。
□クリス・ファレル(Chris Farrell)
人類移住計画を担うUNIT-9のリーダー。
辿り着いた惑星を脱出するエネルギーを確保する為に、蒼白く輝く浮遊する鉱石、原子番号333 Fortuna est rotunda.(フォルトゥーナ・エスト・ロトゥンダ)を求めてセトに協力する
□オスカー
科学者。TUに所属するUNIT-9のメンバー。クリスやクローディアのサポートをする
□クローディア・ミシェル(Claudia Mitchell)
生物学者。東南の大陸でカルーン族の女性を助け、その生体情報を入手する
□機動装甲《モバイル・トルーパー》/鉛色の巨人
UNIT-9に配備されている戦闘兵器。
黒く焼け爛れた巨大な塊を守り、激しい閃光と激しい炎を放ちヌイを捕らえる
□Ardy(Artificial other body)
鉛色に光る金属の身体をした人型の分身体
第五部 残された者達
□クローディア・ミシェル(Claudia Mitchell)
生物学者。突然の天変地異から生き残り、地球生命を後世に繋げようと奮闘する。
□マスター・メーティス
ジェフリー博士専属のヒューマノイド。
三十億年の歳月から目覚め、クローディア達が持つArdyに転送されてきた意識体
□オスカー
ハイブリッドタイプのヒューマノイドで、その身体には半永久機関のジェネレーターを備えており、最悪の場合、テラフォーミングを完遂させ、人として地球生命を再生するミッションを与えられている。
□マイヤー
生物学者。TU に所属するUNIT-9のメンバー。
クローディアの義理の妹
□アーダム / キ
ヤァー族。東の果てにある大陸で暮らす猿人類
□ホルフレー
カルーン族の戦士
□スフィラ
クパ族の戦士
□エレ / エバ / 青い霧 / ミ
北の大陸で暮らす、野生生物に近い猿人類。
砲弾型の壺を持ち、エレという謎の存在に助けられている。
□ホバ族
北の大陸で暮らす、野生生物に近い猿人類
□黒々とした猿人 / 黒い霧
ホバ族だが、禍々しい何かを感じさせる不気味な猿人。
□光の柱
アーダムとエバを助け、下界へ降りる道をアーダム達に与える。